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2010・11・10 五家荘にゆく


先週の文化の日、母と熊本の五家荘に出かけたSophieです。
五家荘

五家荘紅葉


父が亡くなって5カ月近くたち、母も旅行をしてみようという前向き
な気持ちになったようで、よかったなと思います。

五家荘は、平家落人の伝説が残る九州中央山地の奥深い山間に点在す
る集落で、九州の秘境と言われているところです。

車も離合できないような幅の狭い道が続くので自分で運転していかな
いほうがいいよ、とのアドバイスに従って、バスツアーに入ることに
しました。

バスも、大型バスは通れないのでマイクロバス級の小型バスです。

クマさんみたいな添乗員の男性がひとり同行して、ひととおりガイド
もしてくれました。

「追っ手からのがれて平家が隠れ住み、自給自足をしていたという土
地ですから人目につかない誰も入ってこないようなところだったわけ
です。どんなに辺鄙なところか想像がつくでしょう?」

ーーとの言葉どおり、これでもかというくらい山奥に分け入って、ほ
んとに車一台がやっと通れるような細い道を上っていきました。

20年前ぐらいまでは電気もきてなかったそうですが、観光地化した
現在は細いといえど道は全部舗装はしてあるし、どんな山奥にもCoca
Colaの自動販売機はあるし(補充が大変だろうな~とは思いましたが)
きっとずいぶん様変わりしたのだと思います。

それでも私の中の「いなか」の概念が変わるほど「いなか」で、どん
なところでも少なくとも平地であるかぎり便利さにおいては「いなか」
とは言えないのではないだろうかーーなどと思ったのでした。

クマさんによると、一度ツアー中に倒れたお客様がいて、救急車を呼
んだら到着に1時間以上かかったそうです。

うーん、命にもかかわりますね・・。

そういうことを翌日行った整体の先生に話したら、「僕のふるさとは
もっといなかですよ」。

彼の実家は三重県の山奥で、とある秘境の温泉地のただひとつの民宿
をしていらっしゃるそうですが、家の前まで車では行けず、下の少し
開けたところに車を置いて、手作り?!の細い階段を登ってやっと辿
り着くのだそうです。

「照明はいまだに裸電球。夜は川のかすかなせせらぎ以外、”音”とい
うものがしない。そんなところだけどとにかく、自然の美しさだけは
素晴らしい!」

「わー、先生、水洗トイレがあるならそこ、行ってみたいです!!」

私は自称「都会育ち」で、「水洗トイレのないところには旅行に行け
ない!」と常々言っているのですが、こんな私でも、子どものころは
今の都会の子どもたちとは比較にならないほどまわりに自然が残って
いたような気がします。

近くの池にはおたまじゃくしが泳ぎ、カエルになっていく様子を毎日
観察できたり、シロツメクサでおおわれた空き地で冠や首飾りを作っ
たり、笹の葉で舟をつくり川に浮かべたり、ピーピー豆をならしたり、
蝶をとったり、赤とんぼの大群を追いかけたり、裏の山に洞窟探検に
出かけたり・・・。

大体このごろは町なかに、ドラえもんに出てくるような「空き地」と
いうものが見当たりません。

「都会っ子」たちが自然と触れ合う機会というのは意図してそうしな
いかぎり、すごく減っていってるのでしょうね。

自然に触れると心が豊かになるーーと短絡的に結論づけるつもりはあ
りませんがでもやはり、自然とともにあってこそ人間としてとても大
事な根幹が育つような気がして、「ゲームだけで育って大丈夫なのか
なあ・・」と平成っ子を危惧する昭和世代でありました。

ーーが、しかし。

ヘンなのは世代とは関係ないようで・・・。

ツアーの中に50代とおぼしきオバサマがいて、この方、集合時間に
は遅れてくるわ(団体旅行ではこれがもっとも迷惑)、そのうえ自分
が遅れたのに「集合時間の伝え方が悪い!」とクマさんに逆ギレし、
梅の木轟という滝があるところの吊り橋では、「肝心の滝を見に行く
時間がこれじゃ足りない!行程の組み方が間違ってる!」と文句を言
い、クマさん、お客様に言い返すわけにもいかず、閉口していました。

このオバサマ、最初から最後まで文句を言ってらして、ちっとも楽し
そうではありませんでしたが、自分の好きなように回って好きなよう
に時間を組みたいのだったら、団体ツアーには入るべきではありませ
んね。

(彼は添乗員なのだから、時間どおりにツアーをはこぶ責任があり、
勝手に行程を変えるわけにはいかないでしょうし・・。)

いたく同情した私の母、「あなたもタイヘンねえ」と陰で彼をねぎら
っておりました。

バスツアー自体は母もとても楽しんだようで、「今度は天草に行って
みましょう」と張り切っています。

まだまだ、行ってないところはたくさんありますから、元気で一緒に
まいりましょう、お母さん♪(ーーーと親孝行を装いながら、ちゃっ
かりツアー代金を出してもらってるパラサイト娘の私です)(> <)




「五木の子守唄」のふるさと五木村の・・
 ↓
五木村
子守茶屋特製、期間限定の栗まんじゅうは超おいしい!
 ↓
栗まんじゅう

樅木吊り橋(上下2つの親子橋となっています)
 ↓
樅の木吊り橋景色

下のしゃくなげ橋より、上のあやとり橋をのぞむ
 ↓
樅の木吊り橋

山の幸づくしのお昼。大変美味しゅうございました♪
奥の鍋にはいのししの肉も入ってました。
 ↓
山荘のお料理

お昼を食べた樅の木山荘をバックに
 ↓
山荘をバックに
そこで飼われていたワンコ。ワンコはついつい撮ってしまいます。
  ↓
山荘の犬

平家の栄華をしのぶ資料館などがある平家の里
  ↓
平家の里
平家の里の紅葉
平家の里2

梅の木轟(とどろ)吊り橋
(この地方では滝のことを轟と言うそうです)
 ↓
梅の木吊り橋景色
橋長116m、高さ55m。
上下の補助ロープや支柱を使わないPC吊床版橋としては日本最長
だそうです。
梅の木吊り橋
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コメント一覧

#328
なんか凄いところに行って来ましたね。

私が生まれたところも、東京ですが、かなり田舎です。

小学館に分校があるくらいです。徒歩一時間かけて本校にやってくるのです。中学は自転車で一時間かけてくる子もいました。

でもお話のところはもっと辺鄙ですね。
#329 No title
紅葉がキレイv-254
そして雄大ですね!

秘境という言葉が似合う場所なんでしょうね、きっと。
でもそのつり橋、脚が震えそうです・・・

私は車酔いをしてしまうので、曲がりくねった山中を走られるとノックアウトです・・・

Sophieさんもカワイイ服がとってもお似合いです!スタイルの良さゆえですね。
#330 No title
本当にきれいな紅葉!

九州は今頃が紅葉の
  見ごろなんですね。

私も日本ではないですが
フィリピンの山岳地帯で
同じような経験をしました。
そこに3週間ほど滞在しました。

枕元には、必ず懐中電灯を
置いて寝ました。

でも・・・何が幸せなのかしらって
そこの子供たちの笑顔を見て
思ってしまいました。

そこでは、ニワトリが空を
飛んでいたんですよ!
そうか・・・ニワトリは
鳥なんだ・・・って。
#331 クロワッサンさま、
フィリピンの山岳地帯ですか~
すさまじそう・・・
私は中国雲南省、揚子江の上流の少数民族が住む山岳地帯の村に植樹に行ったことがあるのですが、
クロワッサンさんと同じことを感じました。
「何が幸せなのかしら・・」って。
きっとここの人たちは広い世界を見ることもなく
毎日牛や畑の世話をして一生を終わるのだろうけど
この世界しか知らずここで生きていくことは
迷いもなく他と比べることもなくあまり悩みもないだろうなーー・・と。
でもね、やっぱり貧しいのはすごく貧しいの。
もちろん水洗トイレなんかじゃなかった・・・私はとっても苦労?!しました・・・
#332 Kumikoさま、
クネクネ道に、気分悪くなった方もいましたよ。
そして、吊り橋は、たしかに揺れます!!ちょっとクラッときました。

年甲斐もなくカワイイ服を着ておりますが
絶対アップにはなれません!



#333 マックスさま、
ここにも学校がありましたが、
何人の子供達が通っているのかなー?
通うのにどのくらいかかるのかなー?
と私も思いました。

こんな山奥の地なのに、住所表記は、なんと
「八代市」という「市」なんですよ!
昔は「村」だったのがいまはやりの市町村統合で「市」になったらしいのですが、うーん、ここはやはり「村」のままでいてほしいな~・・・と思ってしまいました。

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