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ケニアの話の続き

9月1日の英語リーディング筋トレ編集後記に書いた、ケニアのT
さんからまた、メールがきました。
私が里親になる話もすすみそうで、支援してもらいたいという女の子
のプロフィールや成績表なども添付してくれました。
ほとんどの科目が1番というとても成績のいい子だそうです。
両親が亡くなって叔父さんの家に引き取られたものの、高校の学費
までは出してもらえないという状況のようです。

また、ケニアでの活動のもうちょっとくわしいことも、知らせて
くださっていますのでご紹介したいと思います。

以下Tさんのメールより。
 ↓
「ケニ アにはいろんな国からのいろんなNGOがあって、もちろん
日本からもいろんなNGOが来て活動しています。

日本のNGOに関しては、みんなNGO&ODA会議というメンバー
に登録していて、その会議が首都ナイロビで2ヶ月に一回開催される
ので、意見交換や現場見学会などを開いて、それぞれ仲良くさせても
らっています。

その中でもここミコノの活動しているノースイースタン州は、
ソマリアに近いということで日本の外務省からは渡航を推薦しない
地域に認定されている為、日本人の公的立場の人は入れないとなって
おり、その中を20年以上活動してきた実績が各日本のNGOの中
でもちょっと敬意を表されている部分があります。

ここノースイースタン州はケニアの中でも最も環境が苛酷な場所の
一つで長い間そこに住む人たちは環境改善を国に訴えるも一番後に
回されるなど虐げられてきた過去があります。

この環境の苛酷さで言えばケニア人ですら、行きたくない場所、
住みたくない場所NO。1なので、「私はガリッサに住んでいるの」
というとケニアの人達は「なんで??どうして?」と質問攻めに
あうのです。

また、過去に何度も飢餓でたくさんの援助団体から救援物資が届いて
いたこともあり、今もなお、国連の難民キャンプを始め、ユニセフ、
レッドクロス、ケアー、アクション、MSF、GTZなど有名な
NGO,救助団体が今もなお活動を続けている場所です。

私がここの団体を支援している(ボランティア)をしている一番
大きな理由というのが、ここの所長夫妻が今までここの救援活動に
携わってきた人達の想いを尊重してくれ、その想いをきちんと形に
して現地の方々に誠意を持って渡してくれているという姿勢にある
のかなと思います。

他にも素晴らしい活動をしているNGOはたくさんあるし、私も
それぞれの活動に敬意を表していますが、ここの所長夫妻には全く
欲というものがなく、ひたすら現地の人達の為になれば・・・という
思いで活動されているので、活動は地味かもしれないけれど地元に
根付いた密着型のNGOなんですね。

それで、普通のNGOは運営費にやっぱりお金がかかってしまう
んですが、その夫妻は運営費はなるべく最小限にし、もちろん給料
なしで活動されているので、お金に困っていることもしばしばなん
ですけれど、そんなときに逆に現地の人達が助けてくれたりして、
そういうことを喜びにされて活動されてます。

普通私利私欲を無くして生きるってそうそうできることではない
です。

だからその二人の姿を見て学ぶことも多いです。今まで日本大使館
の基金や郵便局のボランティア貯金等公的機関からも支援いただき
活動してきましたが、私が注目したいのは、公的機関や大型団体
からの支援のみならず、様々な団体からのご寄付や個人からの委託
を受けて、ここガリッサの地元の人達のニーズに応える活動をして
きているという点です。

たとえば、あるご家族の身内の方が亡くなったのでそのご遺産の
一部を奨学金に・・・とか、お母さんの名前をつけた井戸を掘って
ほしいとか、寄付をいただいた方のご両親の名前のついた学校を建
てることになったり、学校へ教科書や文具の贈呈をさせてもらった
り・・・いろんな方の想いというのがここに息づいているのが素晴
らしいと思います。

お金っていろんな使い道がありますが、こうやって一番望まれる
人々に感謝される使い方って、喜びが何倍にも膨れ上がって素晴ら
しいですよね。

今日もとある大学から連絡があって、今年の学校祭で出た収益金を
使って欲しいとの依頼があり、皆でどう使えば一番価値ある物になる
かと話していたところです。

来月は、この団体がここで活動を始めて20周年になるということで
その記念式典を行うことになっています。関係者を呼ぼう!という
話になりましたが、あまりにも関係した人が多すぎていったいどん
な数に膨れあがるのか逆に心配になってきました。

そんなこんなで毎日すべて起こってくることを喜ぼう。

だめだったらしょうがないという現地風前向き理論でやっている
NGOですので、日本からボランティアでやってくる若者などの
受け入れも寛容です。

所長はケニア人も助けなきゃいけないけど、日本人も助けなきゃ
いけないということで、今までここを巣立って行った若者達も
いろんな形で日本で活躍する人に成長していってくれています。

なかなか文章では説明しづらいですが、興味を持ってくださる方が
一人でもいて下されば光栄です。

連絡先はmikonoint@yahoo.co.jpです。」


以前に、チェルノブイリの事故のあと白血病になったりガンに冒
されたりする子供達のために活動をしている方があって、
そのときに
「日本にも困っているひとや大変なことがたくさんあるでしょう。
そっちを助けるのが先じゃないの?なんで外国のことをやるの?」
と批判されたことがあるそうです。

私がそのとき思ったのは、もちろん日本も自分の国だから大事。

日本の色々な問題に心をくだいて活動している人も
きっとたくさんいると思う。

でも、チェルノブイリのことで何かしたい、力になりたい、と
思う人だっている。

その人その人、心の琴線にふれることが違っているだけで、それ
ぞれに自分がやりたい、助けたい、と強く思ったことに一生懸命
になっているんだから、どちらが優先順位が高いとかどちらが
大事、とかは言えないのではないかな。

私自身はなにか活動、という積極的なことも出来ないし、こうして
Tさんと不思議なご縁で知り合って、彼女の人柄にふれ、生き方に
感銘をうけて、少しでも出来ることなら協力したいな、と思ったの
でした。

ケニアはもちろん、アフリカのことなど何一つ知らないし興味も
なかったのに、これもひとつの「出逢い」かもしれません。
ケニア




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