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2010・8・25 分去れの道

時々利用する通販会社から誕生日カードが届いた、8月生まれの
Sophieです。

トシとるのはいやだけど、今年も元気で誕生日を迎えられたというの
は感謝せねばなるまい・・。

そのカードによると、それぞれの誕生日には誕生色があるそうで、
「8/29の誕生色はペールサルビアブルー、色言葉は”気品”」な
んだそうです!

ちょうどカードが届いた日、とある方から主人と一緒に高級フランス
料理レストラン「ひらまつ」のディナーに招待されていた私。

実は「ひらまつ」には随分前ランチに1回行っただけで、ディナーな
んて自腹では行けず、今回がもちろん初めて。

「ベルギー・アールヌーヴォー」の建築様式を表現した内装デザイン
は、入り口からして圧倒される重厚さ豪華さ。
    ↓
http://www.hiramatsu.jp/hakata/space.html

足がすくむようでしたが、ほら、なんせ「気品」が誕生色言葉の私で
すから、「いつも来てるわ、慣れてるわ~」という雰囲気を精一杯漂
わせ、おっとりと微笑みつつ、「優雅ぶりっ子」しましたわ。

5テーブルぐらいある小部屋は、私達だけで貸し切り状態。

給仕をしてくれたギャルソンは、谷原章介似のイケメン。

お料理は今まで見た事も聞いた事もないようなものばかり。
  ↓
アミューズブーシュ
ひらまつ1

アーティチョークのショー・フォロア
ひらまつ2

的鯛のポワレ シェーヴルのムースリーヌソース
ひらまつ3

小鳩のロースト ソース・グランヴヌール
ひらまつ4

ヴァシュランとスフレグラッセのカシス風味
ひらまつ5

ハーブティーに小菓子
ひらまつ6


以前ならった「フレンチテーブルマナー」を実践せんと、ここぞとば
かりに頑張ったのですが、やはりどうしても左手フォークで食べる、
というのが至難の技でした。
  ↓
http://pucca72.blog11.fc2.com/blog-entry-34.html


「気品」という言葉にもっとも似つかわしいのはやはり皇后美智子様
でしょう。


その日の午前中は、いつもお世話になっている南区に住む叔母のとこ
ろに娘と一緒にお邪魔していたのですが、軽い昼食をーーということ
で作ってくださったサンドイッチをいただきながら、叔母の話がおも
しろくてついつい長居をしていました。

叔母は、「歌会始」に入選して皇居に呼ばれ、美智子皇后にじかにお
目にかかるのが夢で、そのためにはやはりちゃんとした先生に習わな
ければならない!ということで、NHK学園の通信講座を受けること
にしたのはいいけれど、絶対の自信をもって送ったものがことごとく
「C」で返ってくるのに嫌気がさし早々にやめてしまったそうな。


その叔母が一番好きな歌だと言って教えてくれたのが、これ。
      ↓
「かの時に 我がとらざりし 分去れの 
                 片への道は いづこ行きけむ」


これは「道」がお題の年に、美智子皇后が詠まれた歌だそうです。

も少し若い頃は夏目雅子そっくりと言われた(今でもきれいですが)
美人の叔母は、やはり私の母と同じく、大学在学中に親にお見合いを
させられたのですが、当時、東京で東大卒の弁護士さんからも結婚を
申し込まれていたそうです。

「あの時のカレは、日弁連の会長にまでなられたのよ。もしもあの時
カレと結婚していたらねえ・・・。あれが私の”分去れの道”だったわ
あ・・。」と、遠い目をする叔母。

ま、今でも十分叔母は幸せだと思いますけどネ。

誰にでも(たとえ今に別に不足はなくとも)、

「もしもあの時、あちらの道を選んでいたら・・・」

と思うことはあるのではないでしょうか。

とらなかった道だからこそ、バラ色に輝いて想像してしまうところは
あるでしょうけれど、でも、どんな選択であったとしても、今の道を
選び取ったのは最終的には結局自分。

選び取った自分を信じていくしかないんだなあ・・。

就職、結婚、とこれから何度も大きな分去れの機会があるであろう娘
に、どうか自分を信じて選択ができますように・・と祈った私でした。


ーーところで、「優雅ぶりっ子」の続きですが、

ご馳走を食べ過ぎてお腹がいっぱいになりすぎて、最後のハーブティ
ーと共に出てきた小菓子がどうしても入らない。

でも「気品」のある私が、「これ、お持ち帰りにしていただけます?」
なんて口がさけても言えないーーー横目で見ながら泣く泣くあきらめ
ました。

いつもなら「美味しかったですう~!」と言うところを、しとやかに
「大変美味しゅうございました」と谷原章介に会釈をし、完璧な夜は
終わりました。

ーーーと思っていました。

ところが

夏バテに加えこのところずっと歯が悪くて鎮痛剤や抗生剤を連日飲ん
でいたせいか、はたまた赤白ワインのフルボトルを3人で空けたせい
か、帰りのタクシーの中で猛烈に気分が悪くなり、家に帰り着いた途
端、あの高級料理を全部吐いてもどしてしまいました・・・。
(お食事中の方、ゴメンナサイ)

なんてこったい・・・。

トイレにはいつくばりながら、「気品」とはまったく縁のない「分去
れの道」をゆく自分を思いっきり悟った日でありました。
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コメント一覧

#268
Sophieさんってどこへ行っても何をしても必ずオチのつくおもしろいことをしでかされてますね!

一緒に行動するととってもadventurousで楽しそう!!

「ひらまつ」エントランスやラウンジから、既にゴージャスですね。
こんなところにきたら私気後れしそう・・・
お料理もメニューを読んだだけではなにやらさっぱり意味不明のものばかり・・・でも見た目も味も超が5つつくほどおいしそうです♪

でも・・・せっかく食べたものを戻してしまって残念でしたね。

私もあの時ああすれば、という「もしればたら」のことは多々ありますが、今が幸せなので満足です^^
#269
Kumikoさん、
「今が幸せ」って満足してらっしゃるのって
素晴らしいと思います!
いい人生を送られているのだなあ~v-238

私はどうも、何をするにも「つめが甘い」ような気がします・・

どう考えても先の方が短い人生となってきましたから
これからますます悔いないように生きていかねば!
#272
Sophieさま、あのテーブルマナーを思い出しますね^^

あれ以来”おっと両手はテーブルの上に、上に・・背筋

は伸ばしてっと・・”と気をつけるものの数秒後には

忘れたりも。美味しく和やかに語らいながら同席の皆様

とお食事するのが何よりのマナーですよね:)

”ひらまつ”うっらやまし~~超ひがみたくなる私を

慰めるために後のエピソードつけられたのかしらん。

Sophieさんはいつだってたとえ○○してても優雅ではと

私は信じています(笑)。

分かれ道・・とても気になります。がやはりこれも運命

かと現在を感謝しつつ未来に向けて努力して新たな道を

築いていくのがベストなのでしょうかね・・?

いつも含蓄のある編集後記ブログを有難うございます!

PS:linkして頂いている旧フードブログ(今開かない)

を新フードブログ(英語サイト)に変えて頂くとあり

がたいです* 

http://sweetsqueen8.blog131.fc2.com

#273
なんと勿体ないことを。
いつも漫画のようなお話を
ありがとうございます?

こちらは笑ってしまうのですが
ご本人は大変ですよね。
#274
Fukkoさま、コメントありがとうございます。
リンクの件、了解です!

ランチブログもだいぶ充実してきましたね!
私もいろいろ参考にさせていただいてます。

サマーキャンプも楽しかったようで、
行けなくてホント残念でした。

またランチ調査の折は誘ってくださいませ。
#275
マックスさま、

吐いたらケロッと気分もなおり、
「お腹すいた~~」
と言って主人にあきれられた私です・・・

気品のキの字もありません。

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