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2010・8・11 元祖鉄ちゃん

立秋を過ぎ、夜は少し気温も下がりウォーキングがしやすくなりまし
た。

でもまだまだ日中は暑いので、熱中症になるのをおそれあまり出歩か
ず、出かける時はつい車に乗ってしまうSophieです。

今週は初盆。

先週土曜日に四十九日の法要をすませ、あちらの世界に旅立って行っ
たばかりの父は、またすぐお盆で帰ってこなければならず、「あわた
だしいのう」とでも言ってるかも・・・。

こちらの世界でも、初盆のお参りに来てくださるお客様も多く、母は
なにかとあわただしく過ごしています。

そういうとき、お参りに来てくださった方と自然と昔話や思い出話に
なりますが、皆さんがよくお話になるのが、「先生は鉄道がお好きで
したよねえ」ということ。

私など「どうして毎年買い替える必要があるのだろうか」と思うの
ですが、父は時刻表も必ず毎年分厚く大きいものを本屋から取り寄
せ、どこへ行くという予定がなくとも、嬉々として眺めていました
っけ。

今また鉄道ブームで、男性に限らず女性も子供も、電車を見たり乗っ
たり撮ったりする人が増えているようですが、父は自称「3歳から」
の鉄道ファンで、「鉄キチ歴80年」だとイバっておりました。

鉄道ファンにもいろいろあって、蒸気機関車が好きなひと、車両その
ものが好きなひと、走っている写真を撮るのが好きなひと、乗って旅
するのが好きなひと、などなど専門分野?があるようです。

父の場合は「駅」でした。

現役の頃から、学会などで出張の折、時間が許すかぎり鉄道を利用し
あちこちの駅に立寄り写真を撮っていたようですが、退官後時間の余
裕ができたことから、「JR全線に乗り、全駅に下車して駅舎の写真
を撮ろう!」という目標を掲げたそうです。

「そうです」ーーというのは、父の本にそう書いてあったからです。
(趣味が高じて、生前計5冊も駅についての本を自費出版しているの
です!母いわく、鉄道旅行と本の出版が父の唯一の贅沢・道楽であり
ました。)

あいにく、母を始め私達きょうだい誰一人鉄道に興味はなく、父の趣
味に理解を示す者はなく、贈呈された本も皆ろくに読んでもいないの
では・・?(お父さん、ゴメン!)

でも、まじめに読んでくださった方は「その駅がある地に関する歴史
や文化も実によく調べて書いてあったり、紀行文としてもとても質の
高いものです」などとおっしゃってくださいます。

JR全線の完乗はほどなく達成し、全駅の写真を撮るというのも、ロ
ーカル線含め95%以上やり遂げたそうです。

本数の少ないローカル線で一駅一駅下車していくというのは時間がか
かって大変らしく、2駅先に降りて写真を撮ったあと逆行の列車に乗
り1駅戻る、そして次の列車をとらえるーという工夫をしたり、自分
でマイカーやレンタカーを運転して回ったりもしたそうです。

無人駅で列車を待つ間に、箒とチリトリで駅舎の掃除をしたり、好き
なクロスワードパズルで時間をつぶしたり・・・。

そういうことすべてが、父にとっては無上の楽しみであったようです。

でも「生き甲斐」ーというよりは(父も本で言ってましたが)「これ
は単なる物好き、子供らしい幼稚な道楽である」ということでした。

父は子供時代を満州で過ごしたそうですが、あの大陸を走る鉄道がそ
の原点だったのでしょうか。

何処の線でも駅でも、聞けばものすごく詳しく知識が豊富でした。

ああ、もう少し興味を示していろんな話を聞いておけばよかったなあ
・・・と、父の本を引っ張りだして見ながらちょっぴり後悔していま
す。

駅舎専門家?!の父としては、「日本の駅舎は残念ながら外国のそれ
に比べて貧弱であり芸術性に乏しい」「日本でも、丸の内東京駅の赤
煉瓦、門司港駅のルネサンス建築などは美しいが、いただけないのは
最近流行りの橋上駅、駅舎のない高架駅、テナントを容れた民衆駅で
ある。利便性を追求するあまり、心の安らぎが感じられない」
という
のが持論でした。

今その東京駅も改築中、地元博多駅も来春九州新幹線開通に合わせて
新しい博多駅に生まれ変わります。

その新しい駅を父に見せたかったなあ・・と思います。

父はどういう感想を持つでしょうか?

「近代的すぎて風情がない!」と怒るでしょうか・・?

さて、
父の膨大な駅舎の写真とネガが入ったアルバムを、今後どうするかが
母の頭の痛いところです。

弟は、「全部処分しといてよね、あとが困るから」とツレナイことを
言いますが・・・。

父の本も、知人に贈呈しまくったあと、本屋で売れるはずもなく、実
はまだ段ボール箱いっぱい残っているのです。

メルマガ読者の皆様のなかで、もし、鉄道(特に駅)にご興味のある
方がいらっしゃって、読んでいただけたらそれこそ父も「無上の喜び」
だと思います。

そんな奇特な方がいらっしゃいましたら、住所・名前・電話番号
明記で、ぜひ「英語リーディング筋トレ」のマックスにご一報
くださいませ。
(or このブログで私にメッセージをくださいませ)  
    
マックスのアドレスはこちら
   ↓
max@customer-respect.com

送料こちら負担で喜んで贈呈させていただきま~~す!!
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トラックバック一覧

コメント一覧

#260
Sophieさんのお父様は、学者らしく突き詰めるタイプですね!
5冊も自費出版とはこれまたスゴイ!!

全国の鉄チャン達の元に届くといいな~。

私は駅にも鉄道にも興味はありませんが、
空港に来ると、ものすごくテンションあがってしまいます!マニアではありませんが・・・
こういう人は俗にナンテ呼ばれているのでしょうか?
#261
Kumikoさん、

とにかく好きなことには「凝り性」でしたね。

こんなオタクな分野に興味を持ってくださる方は
少ないとは思うのですが・・・

飛行機が好きなヒトってほんと何て言うんでしょ?

「空(クウ)ちゃん」?
「ヒコキチ」?
#262
Sophie

2人からお父様の本が欲しいと連絡が
ありました。

すごい効果です。

Max
#263
マックス、
わ~~~い!
嬉しいです~~!!

早速郵送いたします。

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