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2010・7・21 言語は大切

大雨のあとは真夏の暑さで、早くも夏バテ気味のSophieです。

可児川の氾濫で、10tトラックがおもちゃのミニカーのように流さ
れていたニュースを見て、あらためて水の持つ力のものすごさに驚き
ました。

水の流れも、stream, flow, current,などはおだやかなイメージですが、
torrent, flood, となると手に負えません。

ある方向への傾きをtrendといいますが、「最近、社内で英語を公用語
とする企業が増えてきている」という話題を、日曜朝のテレビ「サン
デーモーニング」でとりあげていました。これは世のトレンドらしい
です。

日産のようにトップが外国人であるところが増えてきて、必要に迫ら
れるのはもちろん、ユニクロや楽天が英語を社内公用語化したのは、
ビジネスのグローバル化の時代に競争力をつけるためには英語は必須
スキルだからーーということでした。

たしかに、英語クラスに来ている男の子も、「アメリカに生まれてれ
ばこんなに英語で苦労せんでもいいとにね~」と嘆いておりますし、
世界中が英語で統一できれば何をするにも便利でしょうねえ・・。

でも、コメンテーターの方々の意見の中で、(誰が何を言ったのかは
覚えていないのですが)

「英語は公用語ではなく、コミュニケーションのための”共通語”であ
るべき」

「英語よりもまず、母国語が大事」

という意見がとても心に残りました。

その根拠は、「言語というものは文化と直結しているので、ひとつの
言語がなくなるということは、その国や民族、部族の持つ文化も同時
に失われてしまうことを意味する」から。

実際、世界では、毎年10の言語が消滅していってるそうです。
(「世界を見る目が変わる50の事実」ジェシカ・ウィリアムズ著に
よると)

オーストラリアのアボリジニ語は400種類あったが、白豪主義によ
り政府が彼らの言語を禁止したため、今では25種類にまで減ってし
まったそうです。

こういう現実に危機感をいだいた、文化遺産を守ることが仕事のひと
つであるユネスコは、いま無形文化遺産の保護(その伝達手段として
の言語を含む)にも力を入れているのですね。
(知りませんでした・・・)

いろいろネットで見ていたら、「国際言語年2008の祝賀に寄せる
松浦晃一郎ユネスコ事務局長のメッセージ」というものを見つけまし
た。
「言語は大切」
   ↓
http://www.unic.or.jp/schedule/iyl2008/iyl2008.html

こちらも心にひびきます。
「21世紀におけるユネスコの役割」
   ↓
http://www.unesco.jp/contents/about/message.html


松浦氏の世界的な視点でのお話のあとにちょっと気がひけるのですが、
もうひとつ「言語は大切」に関して私が思ったことーーー
大切なのは国の言葉に限らず、日本国内の「方言」にも言えることな
のではないでしょうか?

テレビのおかげで、いわゆる「標準語」を皆しゃべるようになりまし
たが、その土地独自の方言は、やはりその土地の文化や気質をあらわ
していますものね。

博多弁の「しぇからしか~!(せからしか)」「しゃ~しか~!」
は、どうしたって標準語のめんどくさい、うるさい、うっとおしい、
には置き換えられないニュアンスがありますし、宮崎出身の友達は、
”よだきい”という言葉がなければ私は生きていけない」
とまで言います。

どうも、「大義だ、疲れた」という意味らしいのですが、彼女に言わ
せると、「”よだきい”は”よだきい”であって、他のなにものでもない」
そうなのです。

私は小学校を鹿児島で過ごしたので、その当時は鹿児島弁nativeのよ
うにしゃべっていたのですが、福岡に戻って使わなくなったらいつの
間にかしゃべれなくなってしまいました。

でも、今でも覚えているのが、「わっぜえか~よ~」

ひどい、とか、すごい、とかいう意味だった?

これも「わっぜえか」以外「なにものでもない」んだろうなあ。

きっと、皆さんの地方にも、これは標準語じゃ言い表せない・・とい
う言葉が沢山あることでしょうね。

ぜひ教えていただきたいと思います。

そして、その「文化」を子々孫々までしっかり伝えていこうではあり
ませんか!




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コメント一覧

#239
私自身が文化を引き継いでいません。 どうしよう。

あるところで「おみあしお崩し下さいませ」と言われましたが「おみあし」にはしびれました。

御身足なのでしょう。

若い人が綺麗な言葉を使いますとしびれます。

アメリカのデンバーで「オッキドッキッ」をよく聞きましたが、あれも他の言葉では違いますね。
言葉は文化ですね。
#240
かつては3方言ぐらい操っていたのですが、今は1方言のみになってしまいました・・・

その言葉でしか言い表せない独特のひびきって、分かるなぁ~。
いろんな地方に住むたびに、そこの方言をほかで言い表せないかな~と考えてましたから!

それはそうと、公用語を英語にするというニュースに違和感を覚えた一人です。
#241
マックスさま、
「舞子はぁ~ん」という映画を観たとき、京都の言葉って
いいなあ~~と思いました。
「おきばりやす」っていうのが好きで・・

ほんとに文化だと思います。
#242
Kumikoさま、
3方言とはすごい!
岡山弁ってどんなのかしら。
いまだ聞いたことがない私です。

英語「公用語」にしなくとも、
仕事で必要に迫られればしゃべらざるをえなくて
うまくなっていくんじゃないでしょうかねえ・・?
#243
私も「母国語」が一番大切だなぁと思います。
それに自分が生まれ育った故郷の言葉が
なくなってしまったら、絶対困ります。
はじめて上京した頃、
同郷の友達と話をすると
ほっとしたのを思い出します。
方言でしか表せない気持ちって
ありますよね!






熊本弁では、「きつかぁ。」が、
岐阜の友達は「えらい。」と言っていたのを
思い出します。
#244
あこりんさま、
私も、「えらい」=きつい、の図式は思い浮かびませんでした。

えらいこっちゃ、は大変大変、ですものねえ。

#248 おみあし
MAXさんの「おみあし」は「御御足」かと思います。
足を丁寧にして御足「みあし」or「おあし」、これを使い続けるとそれが丁寧に感じられなくなるので、更に丁寧にして「おみあし」となる。

例えば「寺」。寺と呼び続けると不遜に思え、「お寺」と呼ぶ。それでも不遜に感じるようになり次には「お寺さん」となるのと同じ。

でも「おみおつけ」も同じ論理で御御御付けかと思っていたら、御味御汁だとか・・・おかしいなぁ。
#250
Terryさん、
さすが博識、博学!
なあるほどねえ~~~~
マックスにも教えてあげようっと。

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