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2010・2・24 French table manners

うららかな春の日和となりました。今日は、ちょっと優雅なレディに
なった気分のSophieです。

ーーというのも、昨日、フランス人の Madame Sabrina Olive によ
る、Art Nouveau(アール・ヌーヴォー)とフランス式のテーブルマ
ナーについての講座(日米協会主催)に行ってきたのです。

会場は、重要文化財になっている旧福岡県公会堂貴賓館の中にある、
CAFE JACQUES MONOD(ジャック・モノー)。

French manners1

レトロな店内が素敵で、講座内容にもぴったり。(講義はすべて英
語で行われました。)

Sabrinaさんは、トップウェイターやシェフ、ホテルスタッフなどを
輩出するフランスの専門学校で長く教えられ、お城パーティのコーディ
ネイターなどもされているそう。日本に来られる時は、フランス文学
や歴史なども教えていらっしゃるそうです。

そういう深い知識を背景とした、いろんな実例をあげながらのアール・
ヌーヴォーについてのお話はとても興味深く、面白いものでした。

French manners2

特に、日本の浮世絵や陶器、シルクなどがヨーロッパに与えた影響を
話されたときは、なんだか日本人としてとても誇らしくってフン、
フンッ、と鼻の穴が大きくなったりして・・・。

アール・ヌーヴォーって、industryとart, businessとart, あるいは
different cultures の "FUSION!!" なのですって。また、芸術をeliteの
ものだけでない、庶民のものにしたartのdemocratizationとも言える
そうです。

1時間の講義のあとは、お待ちかねのランチをいただきながらのマナー
講座です。

ランチなので正式なセッティングでもなくお料理もフルコースではあ
りませんでしたが、それでも、「知らなかった!」ということが沢山
あってとてもためになりました。

私だけが「知らなかった!」という恥の上塗りになることかもしれま
せんが、私が「ホ~!」と思ったことを少しシェアさせていただきま
すね。

●Do not begin eating until the hostess says to do so.

同席されてたアメリカの方が「日本はお客様が食べ始めて、皆が続き
ますよね」と言われましたが、そう言えば日本は基準はまずお客様か
もしれませんね・・。フランス式では、hostessが口をつけたら、それ
に続くんですね。

●Do not rest your elbows on the table, although your hands should be
visible and not in your lap.

お膝に手を置くってお行儀がいいことかと思ってましたが、French
manners では、常に手はテーブルの上、だそうです。これは、男性が
横の(妻でない)ladyにテーブルの下でちょっかいを出さないように?!
ーーじゃないかというのがSabrinaさんのopinionでした。

●The fork is held in the left hand and the knife in the right while eating.

私は今までお肉を切り分けた後などは、フォークを右手に持ち替えて
いただいてましたが、フォークは左、ナイフは右、というのは食べて
る間中、ずっとそのままでなければならないそうです。(これがけっ
こう私には難しかったです・・。)

サラダをいただく時なども,

●Do not cut salad with a knife and fork, fold the lettuce on to your fork.

なので、左手のフォークで「エイヤッ!」と(心の中で言いながら)
レタスを折りたたみ口に運ぶことのなんと肩の凝ることよ。

French manners3
  ↑
フォアグラのパテ


●Leave your wineglass nearly full if you do not want any more.

は~、そうなんだ。私は、残すともったいないからと思って注がれた
ものは全部いただき、もういらない時は「けっこうです」って断って
いました。

ついでに、
●A lady never helps herself to wine.
ですよ。

cutleryの置き方も、フランス式はフォークを伏せるかたちで置くそう
です。ーーーというのは、昔王侯貴族はそれぞれ自分のカトラリーを
持って晩餐会に集い、各家の紋章がフォークの裏に刻まれていたから
その名残りのmonarchy wayだそう。マリーアントワネットのフォーク
など、紋章だけでなく、jewelryやbeadsまでついていたとか。

最後デザートは、「イチゴのスープ,アイス添え」で、スープ皿で出さ
れたのですが、いつもスープをいただく時のように最後お皿を傾けて、
「もったいないから」最後の1滴までスプーンで飲みましょーーと頑
張っておりましたら・・・「Non, non」とSabrinaさん。

●Do not touch the soup dish.

だから、お皿に少々スープが残るのはあたりまえなのだとか。
ふーん・・・(モッタイナイ・・・)

モッタイナイと言えば、お皿に残ったソースをパンでぬぐっていただ
くのも、「No way!」な、bad mannersなんだそうです。

ソースも残らずパンに吸わせ、犬がなめたんじゃないかというくらい
まっさらできれいなお皿になってた私って・・・・。ヾ(--;)

French manners4
   ↑
メインの、イベリコ豚のブレゼ青胡椒風味


お席の座り方も、座るときは左側から。これは、男性の腰につけた
サーベルとの関係かららしいです。

女性が座るときは横の席の男性は必ず立って、椅子をひいてあげなけ
ればいけない・・・なんて、「息子に教えとかなきゃ!」。

●When you have finished, put your knife and fork parallel on the right
side.

置く角度は2時10分の角度。これは、ウエイターが右側からお皿を
さげる時に邪魔にならないようにするため、だそうです。

ちなみに、お料理がserveされるのは左から。ひかれる時は右から。
例外はワインで、ワインは右側から供されるそうです。

あと、フランス人はとてもfashion consciousなので、
●Dress well. Their version of casual is not as relaxed as in many
western countries.

間違っても、ご招待を受けて「カジュアルで」と書かれていても
T-shirtなどで行かないように、とのことでした。

おみやげとしては、午前中にお花を送っておく(hostessが前もって
その花を飾れるように)とか、また画集や本などもいい、と聞き、
なんだか「文化的」でお洒落だな~、と思ったことでした。

これらをごく自然にこなすフランス人は、やはり世界一elegantな国
民なのかもしれません。

ーーなどと考えつつ、その夜、夫が「夕飯はいらない」と言ってたの
をいいことに、ひとり冷蔵庫の残り物で夕食をすませ、手酌(help
myself to 酒)をする「優雅なレディ」の私でありました。


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コメント一覧

#131
勉強になりますね~。

私もマンー本を読んで勉強しましたけど、実際に使わないとすーぐ忘れちゃいますよね。

フランスとイギリスでも違いますしね~。

フォークとナイフの位置は、2:10ってことは、自分の方に刃やフォークの先が向くってことですか?
おもしろいなーと思いました!!
#132
Kumikoさん、
お友達同士とか、家族とかカジュアルな席では
少々くずしても全然かまわないみたいですけどね。

宮中晩餐会に呼ばれたときは必要だわ!
(ないない・・・)

フォークとナイフ、
アメリカは、4時20分の角度で置くそうです。
#133
Sophie

偉いですね。こういう勉強会は、本当に必要だと思います。

この記事の内容だけでもすごい知識です。

シェアありがとうございます。私は、もっと、勉強しないといけません。

Max
#134
Max、
「知ってるつもり」がいかに多いかと
思わされました。

4月にはまた、今度は日仏学館主催でなにやら講座があるそうですので、これも参加したいなと思っています。
#270 2時10分の方角
SOPHIEさん
いつも編集後記をとても楽しみにしています。
今日もやっぱりとても面白いですね。
ところで、2時10分の方角と言う事は、フォークやナイフの先が自分の方向ではない方に向いてるのですよね?私は知らない間に米式だったようです。
そしてイカン事をフンダンにやっていました…恥。
とても勉強になりました、有難うございます。
今後とも頑張って下さい。
#271
Kaakoさん、
コメントありがとうございます!

ふつー、4時20分の米式の方をみんなやってますよねー。

先日の「ひらまつ」でも、左手フォークを途中で
「無理!」と断念した私でした。v-12

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