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2010・1・27 母の詫び状

庭の梅、一週間後。さらに開花。

梅5分咲き


今日も1時間歩きましたが、全然正月太りが解消される気配もない
Sophieです。

先週の土曜日、「デトロイトメタルシティ」をテレビで見ました。
「見ました」ーーと言っても途中からなのですが。

(実は予備知識も何もなかった私、題名だけを見て、「近未来のSF
ものかしらん」と思ってました。)

おしゃれなポップス歌手になる夢を抱いて東京に出て来た根岸崇一君
が、意志に反して悪魔系デスメタルバンドのカリスマボーカル、クラ
ウザーになってしまう悲劇(喜劇?)は、途中から見ても十分におも
しろくって、松山ケンイチの正反対のキャラを演じるうまさに涙流し
て笑ってしまいました。

その映画の中で、私が一番感動したのが、大分の田舎で農業をやって
る崇一のお母さん。(宮崎美子がやってました)

もう歌をやめると決心して田舎に帰ってきた崇一が見たものは、クラ
ウザーに心酔して、すっかりヘビメタ風に変わり果てた?!弟の姿。

ビックリする崇一にお母さん、「そうなんよ、家の手伝いもせんし、
学校にも行かんようになってねえ」と、のんびりとした口調で言う。

それは、非難するでもなく、愚痴を言うでもなく、嘆くでもなく、た
だ弟の今のありのままの状態をそのままに受け止めているという自然
体。

そして、クラウザーになって弟を諭そうとしていた崇一と鉢合わせを
した時も、見かけがどんなに変わっててもすぐに息子だとわかっただ
ろうに、これまた何も余計なこと言わずに、「泊まっていかんね」。

私だったら、「なにっ、何なの、その格好!アンタ、何考えてんの!」
と、罵声をあびせ、取り乱してしまいそう・・・。

「人の立場にたつ」とよく言うけれど、人間、概して「自分が正しい」
と思ってるもので、自分勝手に「こうしたら、人はこうしてくれるは
ず」「こう思ってくれるはず」とか、自分の価値観で「こうあるべき」
という理想をひとにも押し付けてしまいがち。

昔の私がまさにそうで、「子供の立場」にちっともたてない親でした。

中高一貫の進学校の寮に入っていた息子が中1のおわりに「やめたい」
と言いだし、そのあげく不登校になったとき、私の「常識」では、
「子供が学校に行かないなんてありえない」のですから、「なんで?」
「どうして?」とうろたえるばかり・・。

いま、思えばあの時は、丸ごと息子の気持ちになって、「そうなの、
やめたいんだね」とそのまま受け止めてあげればよかったんだ・・と
わかります。

崇一がなぜ田舎に帰ってきたのか、理由を問いただすわけでもなく、
笑顔で迎え入れ、さりげなく神社に散歩に誘うお母さん。

そして、崇一は絵馬に書かれた「崇一の夢がかないますように」との
お母さんの言葉を見つけます。

こうして毎日毎日お母さんは神社で僕のために祈ってくれていたんだ
ということを知り、また東京へ戻る決心をする崇一・・もとい、クラ
ウザー。

親は、子供を「信じて、待つ」。子供は自分が愛され理解され丸ごと
ありのままを受容されていることを感じられると、どんな辛い困難な
状況からも一歩踏み出すことが出来るのかもしれません。

宮崎美子演ずるこのお母さんの「子供を信じて、待つ」度量と器の大
きさ、あったかさに、理想の母親像を見た私なのでした。

息子の不登校をとおして、ガチガチの独りよがりの常識に凝り固まっ
ていた私は、「まっ、いいか」「なんとかなるさ」が口癖の超ルーズ
な性格に成長?!させていただきました。

でも・・・・・

彼も、そろそろ結婚してもおかしくはない「お年頃」になったのです
が、このごろ私が思うことーーー

「やっぱり相手は九州のひとがいいよね、お正月とかも帰ってきてく
れるだろうしねー」
「やっぱ、ひとり娘さんじゃない方がいいよねー」

ーーーおもいっきり「親の立場」でしか考えてませんね・・・。

懲りない親です。

ごめんね、息子!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
おまけ(シャンプーに出したあと、黄色い羽飾りをつけられて
帰ってきたロッキー。似合わない・・・)

ロッキー黄色いヘア飾り

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コメント一覧

#109
人の立場に立つこと

人間関係で一番難しいことですね!
「こうしたら喜んでくれるかな」
「こうしたら相手もこうしてくれるかな」
自分の価値観でしか物事を見ることしかできませんが、そこに自分なりの思いやりがあれば、多少打算的でも通じるかな~と。。。

映画のお母さん、素敵だな~。
#110
子育ては、実は親としての人間成長の場です。

今だったらいろいろなスキルを使って最高の父親を演じられると思いますが、実際最低だったと思う。

笑うしかない。

梅綺麗に咲いていますね。やはり一軒家はいいですね。
#111
Kumikoさん、
相手の立場にたつことも大事だけど、
自分の考えも立ち方も大事にしたい
ーーーその兼ね合いが難しいところであります・・・

龍馬伝の、岩崎弥太郎のお母さんも
すごいな~~!と思っている私デス。
#112
マックスさん、
実際、親は子供によって許されているところが
多々あるなあ・・・と頭を垂れる私なのです。

「親として成長の場」
ほんとにそうですね。
育てたつもりが育てられ・・・

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