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5月2日のムラ歩き

ゴールデンウィークの合間、平日の水曜日に、小石原・宝珠山に行っ
てきました。

翻訳や通訳、ツアーの企画などをフリーでされているベテランのMさ
んが、外国人向けの新たなツアーの可能性をさぐる「九州の”ムラ”ツ
アー」の下見として計画されたもので、旅行会社関係の方や通訳ガイ
ドの方たちが参加されていました。

行程表や資料なども完璧に用意されてあり、Mさん、さすがです!

今回も情報をくださり誘ってくださったFukkoさん、ありがとうござ
います♪

小石原と宝珠山地区は現在は合併され「東峰村」と呼ばれているそう
です。(福岡県民なのに知らなかったわ・・・)

小石原焼”民陶祭”が始まる前日だったのでまだ道もすいていましたが、
民陶祭の3日間は多くの人でにぎわい、車で大渋滞します。

現地を案内してくださったのは役場に勤める小野さん。彼は「東峰村
ツーリズム協会」をたちあげムラの若者有志と村の良いところを知っ
てもらおうと様々な活動をしていらっしゃるそうです。
知識の引き出しの多さ、地元を愛する気持ちの強さ、熱さはスゴイで
す!
 ↓
くわしくはホームページ「東峰見聞録」をご覧ください



最初に訪れたカネハ窯
  ↓
小石原

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伝統工芸士の熊谷泰生さんが「ちょっとやって見せましょかね」と
なんと私達のために解説付きの実演をしてくださいました。
またまた「和風総本家」の世界ですよ!
  ↓
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(小野さんを通じて、陶芸体験もアレンジしてもらえます)

土の固まりがどんどん形になっていき、あっという間にこんなに。
  ↓
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「キャ~~!!」と感嘆の声があがります。


素焼きの状態の作品。こんなモダンな柄も。
  ↓
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小石原には350年以上続く窯もあるとか。
そういう古い窯のひとつヤマイチ窯。Mさんのご親戚だそうです。
  ↓
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奥様が美味し~い筍の煮物を出してくださいました。

伝統的な、いかにも小石原らしい作品
  ↓
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2階の奥の方まで展示場になっています
  ↓
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小石原から英彦山へ向かう山間にある行者杉
  ↓
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かつて山伏が修行をした場に植えた杉が何百年の時を経て見事な巨木
に。(プチ屋久島体験?!ができます)

お昼は、小野さんの口ききがないとランチは食べられない?という
隠れ家カフェ、「手仕事舎」にて。(コーヒーや柚子ケーキは常時い
ただけるそうです)

映像作家の故田村悟史さんが仕事場としてらした、廃校となった中学
校跡。

レトロな雰囲気で、タイムスリップをしているような感覚になります。
  ↓
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古~い蓄音機や
 ↓
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古~いレコードも。
  ↓
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2階に続く階段の風情もなつかしい
  ↓
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学校の裏が日田彦山線の「大行司駅」
  ↓
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「知~らな~い町を歩い~て~みぃたあい~♪」と思わず「遠くへ行
きたい」を口ずさみたくなりました。

駅巡りの好きだった父はきっとここも訪れて、駅舎の写真を撮ってい
ったのだろうなあ・・・。


宝珠山に3つ残るめがね橋のひとつ、栗木野橋梁
ちょうど列車が通る時刻をみこして小野さんが案内してくれました。
その心遣いがニクイです!
  ↓
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竹地区の棚田(日本棚田百選)
  ↓
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空から見るとこんな感じ
  ↓
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6月には棚田の火祭りが行われ、水田に灯がゆらゆらと映り、ほたる
の光と相まって、それはそれはきれいだそうです。(HPより)
  ↓
棚田の火祭り

田植えの体験も出来るそう。陶芸といい田植えといい、こういう体験
型の観光というのもいいですね。


奇岩が多い岩屋神社あたり
  ↓
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反対側の見晴らしのいい岩まで登ったFukkoさんが向こう側から
撮ってくれました。「お~~~~い」
  ↓
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宝珠山という地名は、岩屋神社にまつられている、天から降ってきた
「宝珠石」に由来するそうです。

隕石だったのだろうということですが何重にも茅薦に包まれており、
うるう年にこも替えをするのですが、宝珠石を見ると目がつぶれると
いう言い伝えがあり薦替えは目隠しをして行われるため、誰も実際に
その石を見た者はいないとか・・・・ほんとかいな??
だって、「見るな」と言われたら見たいのが人間の心情ですよねえ?!

針穴の岩。「だめ、ワタシ、きっと通れない!」とパス・・・。
  ↓
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ツツジが満開でとってもきれいでした。
  ↓
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筑前岩屋駅前で湧き水(平成の名水百選)を、持参した空きペットボ
トルに汲んだあと、「農村ツーリズムの宿 ほうしゅ楽舎」を見学。
  ↓
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ここはやはり廃校となった小学校を利用したもの。各教室が畳敷きの
お部屋になった感じ。五右衛門風呂もありました。なつかし~。

ムラのお母さんたちの美味しい手料理もいただけるということで、ホ
タルの時期や夏休みは予約でいっぱいだそうです。

そのあと、車で数分のところにある古民家レストラン「かやこも」
コーヒーをいただきました。(若いご主人がハンサムで素敵)
 
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お昼のランチは1500円だそう。ぜひまたゆっくりお食事に来たいと
思います!

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全員で記念撮影
  ↓
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盛りだくさんで駆け足の一日”ムラ”ツアーでした。

携帯の電波が入らなかったり、水洗トイレがなく”ボットン”トイレだ
ったりーーでところどころビックリしましたが、人はあたたかく自然
は豊かでフィトンチットに満ちあふれ、きっと外国からのtouristたち
も、この日本らしい日本の The INAKA の魅力に癒されること間違い
なし!




この1週間後、母と、佐藤しのぶさんのコンサートに行く機会があり
ました。

第2部ではすべて日本のいわゆる文部省唱歌を歌われたのですが、佐
藤しのぶさんが美しいソプラノで「夏は来ぬ」を歌われるのを聴いた
とき、私はこの日訪れた小石原や宝珠山の風景を思い描いていました。

歌詞が文語調で難しくて子供には意味がわからない、あるいは時代に
即していないという理由で学校の音楽の時間に歌われることもなくな
り、家庭でお母さんたちが口ずさむこともなくなり、「このままでは
これら美しい日本の歌が消えてしまう」と危機感をもたれた佐藤さん
は、最新CD「日本のうた~震える心」(三枝成彰氏による編曲が素
晴らしい)を出されたり、コンサートで必ず歌われたりしていらっし
ゃるようです。

東峰村の里山を歩き、まさに「日本の原風景」だと思ったのですが、
”文部省唱歌”って、たとえば私達の年代が「故郷(ふるさと)」を歌
うときまってグッと胸があつくなるように、日本人としての「情緒の
部分の原風景」という感じがします。

私も、美しい日本の唱歌はぜったいなくしてはいけない、歌い継がれ
ていかなければ!!と強く思う者なのですが、ラップやヒップホップ
を音楽の時間に習う現代っ子は、こういう歌を聴いてどう感じるのか
なあ・・・・・???



「夏は来ぬ」

卯の花の匂う垣根に ホトトギス早も来鳴きて
忍び音もらす 夏は来ぬ

さみだれのそそぐ山田に 早乙女が裳裾ぬらして
玉苗植うる 夏は来ぬ

橘の薫るのきばの 窓近くホタル飛び交い
おこたり諌むる 夏は来ぬ

おうちちる川辺の宿の かど遠く水鶏(くいな)声して
夕月すずしき 夏は来ぬ

五月やみホタル飛び交い 水鶏鳴き卯の花咲きて
早苗植えわたす 夏は来ぬ


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