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堺へ

帝国ホテルの部屋から見た朝日
  ↓
ホテルからの朝日



大阪に続いて堺へーー。

なぜ堺かというと、JRのツアーの行程がそうなっていたから。(^ ^;)

自分たちで計画したら思いつかなかった場所だと思いますが、実際に
堺に行ってみての感想はーー「いいところだなあ~。規模が福岡と似
ていて、とても住みやすそうな感じ」

ここでまた私の無知ぶりが露呈されますが、仁徳天皇陵が堺にあるっ
て知りませんでした・・。

歴史の教科書で習ったあの有名な前方後円墳ですよ!わ~、興奮

でも残念ながら、全貌は飛行機にでものって真上から見なければわか
らないんですね。

市庁舎の展望台から見ても「こんもりとした緑の森があるわ・・」と
いう感じで、鍵穴型の独特な形はわかりませんでした。

仁徳天皇陵

飛行船に乗って上から見た、というセレブな友人がいましたが、乗船
するのに18万ぐらいかかるとか・・・堺市は、庶民にも見られるよう
にもう少し安価な空からの遊覧方法を考えてほしいなあ・・・と思い
ます。

仁徳天皇陵の他にも、皇子のお墓などあわせて12もの墳墓があるそ
うで、これらをまとめて「百舌鳥・古市古墳群」として世界文化遺産
に!と登録をめざしているそうです。登録されるといいですね。

堺の街は、現地のボランティアガイドの方が案内してくださいました。

観光スポットには黄色いジャンパーを着たボランティアガイドの方が
常駐してらっしゃいましたし、市をあげて観光に力を入れているのが
わかります。

最初に案内されたのは妙国寺。別名ソテツ寺と呼ばれるように、樹齢
1100年以上という大蘇鉄が見事でした。

IMGP0611_convert_20120423223147.jpg

そてつ寺


この蘇鉄、織田信長が一目惚れ?!し、安土城に移植させたら、毎夜
「妙国寺に帰りたい」と泣きむせび、怒った信長が切り倒すように命
ずると、鮮血を流したので、さすがの信長も気味悪がって「夜明けと
共に元あった場所に返せ」と叫んだーーという伝説があるそうです。

飛梅のソテツ版?!

また、警備にあたっていた土佐藩藩士が、言葉が通じなかった行き違
いから仏兵を射殺してしまった責任を取らされて11名が切腹、処刑
されたという「堺事件」の資料や彼らのお墓もここにありました。
(血糊のついた三方や遺髪なども・・)

鎖国から開国、明治維新へと激動の時代に翻弄された若い藩士達のこ
んな史実があったことも知りませんでしたが、ちゃんと後世に伝えて
いかなければならないことですね・・。

千利休が生まれたのも堺だそうで(知らなかった・・・)屋敷跡とい
う場所にも連れていかれましたが、残っているのは涸れた井戸だけと
いう、柵で囲われた新しく整備されたちっちゃな公園みたいな所・・。
  ↓
千利休生家跡


「うーん、これも天岩戸に続いて”日本三大ガッカリ”の候補として登
録できるな・・・」とひそかに思ってしまった私でした。(ゴメン!)

堺は中世には自由都市としておおいに栄えたそうで、千利休のお茶と
ともにお菓子、そして刃物、線香、自転車、などが有名だということ
で、刃物とお線香の工房を見学することが出来ました。

私は、豆助(マスコットの豆芝)の出て来る「和風総本家」が大好
きなのですが、これら工房はまさに「和風総本家」の世界。

「日本っていいなあ~~~!!」と叫びたくなります。

職人さんたちのまじめで誠実で真摯なお仕事ぶり、そして伝統を受け
継いでいるという誇りと責任感、出来上がったものの品質の素晴らし
さ。

ほんとに日本の伝統って素晴らしい!

いま、小さな町工房がなくなっていったり後継者がいなかったりとい
うところも多いらしいですが、インターネットで呼びかけて、継いで
くれる人を募ってみたら、案外興味をもつ若者も多いのではないかと
思ったりしました。

バブル世代はだめでしょうが、生まれたときから不況不況と言われ続
けこの就職難を見てきてる世代は、大会社に入るよりも、辛抱強くひ
とつの道を極める職人という世界に価値ややり甲斐を見いだす人も多
いような気がします。

先日は「ほこxたて」で絶対曲がらないスプーン、というのもやって
ましたが、あれにも感動してしまいました。山崎金属工業のあの技術
とプライド、ほんとにすごいですよね。

お線香の薫主堂さん(日本で初めて線香が作られた堺の町で3代に
わたって暖簾を守っている老舗。でも跡継ぎさんがいないのですっ
て・・・)
 ↓
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線香の店
 ↑
材料を吟味してご主人ひとりですべて手作りで作っていらっしゃいます

作り方を丁寧に説明してくださいました
 ↓
IMGP0615_convert_20120423223312.jpg

このあたりは戦争中も焼けなかったので古い町並みが残っています
IMGP0618_convert_20120423223535.jpg


刃物の水野鍛錬所
 ↓
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江戸時代から使われているふいごだそうです
  ↓
IMGP0620_convert_20120423223644.jpg

ここは若い跡継ぎさんがいらっしゃいました。日本刀を作るときは
2年以上かかるのだそうです。「堺の刃物は世界一!」と胸をはって
いらっしゃいました。
  ↓
刃物の店

私と妹が買った包丁。これで料理の腕も・・・・?!
 ↓
IMGP0647_convert_20120423224112.jpg



ひとつ、写真をとってくればよかったなあー、と後悔しているのが
交番にかかっていたマークです。

青いバックに、おまわりさんが腰をかがめて、同じ目線になって
子供と会話しているシルエットが描かれている交番のマークが
とってもかわいくて、「これは堺だけの交番のマークなんですか?」
とボランティアガイドの方に聞いたのですが、「わからない」と
言われました。

観光客って、けっこうこんな小さなことがおもしろいんですよね。

もし堺の方で知ってる方がいらっしゃいましたら教えてくださいね!
(あ~、写真に撮ってくればよかった・・・。)



次に訪れたのは、南宗寺。

ここには、家康が大阪夏の陣の時、茶臼山の激戦に破れて駕篭に乗っ
て堺に逃げる途中、後藤又兵衛の槍に倒れて亡くなり、秘密裡に遺体
をここに埋葬したという「家康のお墓」があります。
(歴史のミステリーですねえ)
  ↓
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茶の湯を完成させた利休一門の供養塔、利休好みの茶室「実相庵」、
枯れ山水の庭、「八方睨みの龍」が天井に描かれた仏殿、など見所が
たくさん。

利休のお茶の師匠である武野紹鴎のお墓。茶釜の形をしている。
  ↓
IMGP0631_convert_20120423224858.jpg

八方睨みの龍(ほんとにどこに立ってもこちらを睨んでいるように見
えます)
 ↓
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坐雲亭をバックに
 ↓
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南宗寺内の敷地が広すぎるため?か、いまいち隅々まで維持管理が行
き届いていない感じがしたのがちと残念ではありました。



最後におまけで寄ったところは、お菓子屋さん。
 ↓
IMGP0642_convert_20120423225129.jpg

この大寺(おおてら)餅は、伊勢の赤福の元祖なんですって。
(ここに、伊勢から修行に来たそう)

与謝野晶子の生家が駿河屋というやはりお菓子屋さんで、すぐ近所だ
ったそうですが、子供の頃の与謝野晶子は自分のところのお菓子より
もここの大寺餅の方が好きだったとか。

こんなあんころ餅です
 ↓
IMGP0646_convert_20120423225206.jpg


「年をとると昔食べたものが懐かしくてねえ、東京へ来る時は他のみ
やげはいりませんから大寺餅と四十日芋を持ってきて欲しい」と晶子
が言ったという話があるそうですが、その気持ちわかるなあー。私に
とっての鹿児島の両棒(ぢゃんぼ)餅のようなものですねえ・・。



そしてまた大都会大阪に戻り、新幹線で帰途についたのですが、新大
阪駅のプラットホームに鼻の長ーい新幹線”のぞみ”が1秒の遅れもな
く入って来たとき、私、なんともいいがたい感動をおぼえてしまいま
した。

「見よ、この勇姿、この日本の技術とインフラ力!!」

日本っていいなあ~~~!

ーーと、しみじみ思った旅でありました。











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コメント一覧

#770 ということは
書き言葉になると、皆が標準語で読みますが、主な歴史上の人物は、関西弁 or 京都弁 で喋っていたと考えるべきかぁ・・・
遠くの志士とも方言が通じたのは、参勤交代のお陰ですかね?

そんなことを考えてしまいました(汗)
#771 Terryさま、
この場合通じなかったのはフランス語だから
しょうがないっか・・・という感じですが
そういえば、同じ日本国内でも方言は外国語みたいなものだったかもしれませんねーとくに鹿児島弁なんかは。

ほんと、みんなどんな言葉をしゃべっていたのでしょうねー?

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