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2009・12・9 A Christmas Carol

いま上映中のディズニーの「クリスマスキャロル」を観て
きたSophieです。

ーーというのも、その前日、友人のミホコさん主催の月1
回の"SaturdayNight Theater Class"(2009.10.7の
日記を参照してね)で、1938年版白黒の
「クリスマスキャロル」を観たからです。

classicalなオリジナルと、最先端のアニメーション技術を
駆使した現代版「クリスマスキャロル」がどんなに違うの
か、好奇心(毎度の)がわきおこり、思い立って観に行っ
たのです。

結果はーーー私には、Reginald Owen演ずる
Old Scroogeバージョンの方が断然感動的でした。
(あくまで私見です)

もちろん、ディズニーの技術は素晴らしく、あれを3Dで
見たら、すごい迫力だろうと思います。(3Dでなくても
十分楽しめましたが)

1938年バージョンの方は、特殊撮影も今に比べたら稚
拙なものなのですが(それでもなかなか良く出来ていまし
た)、その分とても人間くさいというか、暖かみがあると
いうか・・・。

子供のころ読んだ「クリスマスキャロル」のスクルージの
イメージは、ただ「なんて意地悪で冷たくてやなジジイ!
」というだけだったのですが、今こうしてあらためて観て
みると、そうならざるをえなかった、少年時代の彼の父親
に愛されなかった寂しさとか、きっと商売を始めてから辛
いことや、相手に騙されたりしたこともあったのだろうと
か、利益を出すためには少しの無駄もせずに節約を旨とし
たのだろうとか、妙に彼に同情的になっている自分がいる
のでした。

2年前に会社をおこしたミホコさんは、
「ビジネスオーナーとしては利益を出すのは当たり前のこ
とで、スクルージは自分だ、って思った」
と言われました。

商売をしていくうえで、ヘンな人いやな人、も沢山いたそ
うです。

スクルージも、何度となく騙されたり裏切られたりしたこ
とがあって、「それなら最初から人を信じない方が傷つか
ない」「頼れるのは金だけだ!」と固く自分をガードした
のかもしれません。

「クリスマスなんてくだらない!」という彼のセリフに
"Humbug!"という言葉が出てくるのですが、
(リスニング絶!不得意の私は、ご想像どおり、これを
ハンバーグ、と聞き取り、なんでここにハンバーグ??
と思いました、はい・・)
これは古い表現で"Nonsense!"の意味だそうです。

彼がNonsense!と嫌悪感を抱いていたのは、クリスマス
そのものというよりも、クリスマスだから人に親切にしま
しょう、慈善を行いましょう、と表向きは綺麗な言葉を並
べながら善人ぶって、実際は自分の事しか考えない偽善者
に向かっていたようにも思えます。

そんな人間に比べたら、自分の方がはるかに「正直」
ではないかと。

でも、そんな頑な心もゴーストが見せてくれた過去、
現在、未来や、甥のFred, 使用人のBob,彼の末っ子で
足の悪いTiny Timなどの真心、優しさ、愛によってとけ
ていき、奥の奥にあった本来の彼の心を取り戻します。

私自身も、きっと心の中にたくさんの「ヤな」スクルージ
がいるのですが、「本来の自分」はきっと「愛」なんだ、
と思いたい。

スクルージのもとに現れた昔のパートナー、マーレイの
亡霊は自分の人生を悔やみ、言います。

「皆の為になる事こそ、私のやるべき仕事だったんだ。
慈善、憐れみ、寛容、慈悲、これこそ私がやるべき仕事
だったのだ・・」

それを皆に思い出させてくれるのが、やはりクリスマス
という季節なのではないかな・・。

では、最後に、Tiny Timの言葉でしめくくり。

"God Bless Us Everyone!"


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

その日のクラス後のお料理(赤、白ワイン、ボジョレ
ヌーボー、アイスワイン付でした!)

12月5日シアタークラスのお料理



☆☆☆これ、英語でなんと言う☆☆☆
慈善ーーcharity

憐れみーーmercy

寛容ーーforbearance

慈悲ーーbenevolence


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コメント一覧

#61
会社は利益を出しながら、社員を幸せにしていくことが社会貢献ですよね。

お友だちのミホコさん、素敵です!

そうそう!私、アイスワイン大好きなんです~。
#62 私も観たい!
クリスマスキャロル、有名なお話ですが、観たことありません。
Sophieさんの文章を読んで、観たくなりました。
Kumikoさんのおっしゃるように、会社のオーナーは利益を出して社員の働きに還元していくことも
存在意義の一つですものね。
多少のしたたかさや強さは必要なんだと思います。
私は偽善者よりは、信念に従って正直に生きている人の方が好きだったりします^^;

お料理、美味しそう~
まだお昼なのに、ワインが飲みたくなってきました・・・




#63 Kumikoさん、コメントありがとうございます
スクルージの設定はたしか「高利貸し」だったと思うので、必要以上にしぼりとっていたところがあったのでしょうね。
健全に儲けなければイケマセン?!

ミホコさんのやってらっしゃることについては、私がリンクしている「こもれびガーデン」をご覧になってくださいね!
ハーブソルト、おすすめです。
#64 Makiさんコメントありがとうございます
クラス後の、ミホコさん手作りのお料理も楽しみのひとつですv-238
アイスワイン、カナダで飲んで以来15年ぶり!でした。
甘くて美味しかったです~
#65
去年、原書でクリスマスキャロルを購入したのですが、最初のページでつまずきました。ビジネス書は良いですが、どうも難しい。

映画も古い方が味があるのでしょうね。

#66 マックス、コメントありがとうございます
クリスマスキャロル、そういえば原書で読んだことはありません。
文体もクラシカルなんでしょうか?

私はずっと"In Her Shoes"を読みかけたままなので、また再開しようと思います!

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