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2011・11・9 群れて慣れて頼って

Baselでのインドアテニスで準優勝した錦織圭、すごかったですね!

松岡修造と一緒に気分が高揚してしまったSophieです。

さて、ひとつ前のブログmy lifeカテゴリ「宮島へ」で書いたのですが、
広島の母の友人を訪ねた時、フラダンスのお稽古にも「級」があって
試験を受けるたびにかなりのお金がかかる、という話を聞きました。

日本って、不思議なことに、どんなお稽古事でもなぜか組織が出来て、
カリキュラムが細かく決められていて、到達度によって級とか段とか
資格とか与えられ、そのたびにお金がいるーーというシステムになっ
ていますね。

昔アメリカに住んでいた頃、キルトを習っていたのですが、そこでは
基本的なことをひととおり教わったあとは、個人の自由で自分の作り
たいものを作ったり、生地も好きなものを選んだり出来て、わからな
いところは先生がアドバイスをくださったり、そういうスタイルで皆
自分の必要なもの、好きなもの、を作っていました。

なかには、「この色合わせはどうよ」というような作品になること
もありましたが、それはそれで、その人の個性が出ていてみなそれな
りにユニークでおもしろかったと思います。

日本に帰国してキルトを続けたいと思って近くのお教室に入ったので
すが、そこではトップの先生(あるいは協会?)が決めたキッチリと
したカリキュラムがあり、「これはいらない」とか「作りたくないか
らスキップしたい」ということが出来ず、生地もどういうものを使う
かということにかなり制約もあり、なんだかそういう「枠」にはめら
れてしまうのがいやで、やめてしまったことを思い出しました。

まあ、カリキュラムがきちんとしているということは、どこで習って
も均一にムラのない指導を受けられるというメリットもあるのでしょ
うし、どちらがいい、悪い、とは言えませんが。

でももう少し鷹揚に、個性とか自由な選択とかが活かせるかたちにし
てもいいのではないかなあ・・などと常々思っていたところに、最近、
堀文子さんという93歳の画家のドキュメンタリーをNHKでやって
いるのをチラッと見る機会がありました。

「群れない、慣れない、頼らない。これが私のモットーです」

「自分は自由でいることに命をかけてきたような人間です」

という堀文子さんは、何ものにも縛られず権威に組せず、いかなる画
壇にも属さず、孤独を恐れずに自由を求め続けてこられてきた方で、
その言葉が多くの人に勇気を与えているそうです。

母が「堀文子の言葉 ひとりで生きる」という本を買ってきましたの
で、私も次に読ませてもらおうと思っています。

広島のオバチャマも、どちらかというとおよそ組織に属するーという
感じではなく、素っ頓狂であろうとも自分の心に正直に自由に生きて
こられた方ですが、そのため精神的には苦しい時期もおありだったよ
うです。

「群れない」というのは勇気のいることだと思いますーー特に「みん
な一緒」で和と調和を重んじる日本社会では。

私など、キルトこそ「もっと自由にしたいワ」などと偉そうにやめま
したが、本来は典型的「群れる、慣れる、頼る」人間です。

そうする方が「楽」なんですね。

でも、何かを成し得た人というのはやはり何か自分の信念というか美
学というか一本芯の通ったものを持っていて、決して易きに流れず迎
合しなかった人なんだなあ・・・。(と、昨今の明治や昭和を舞台に
したテレビや映画を見て思うこと)

ガッチリした組織の機動力と、個人の自由と、そのバランスをとるこ
とが出来れば一番いいのでしょうが。

これから何かを成し得そうもない私は、きっと群れて慣れて頼りっぱ
なしで生きていくのだろうなあ・・・とは思いつつも、堀文子さんの
ご本を読んで「喝!」が入るかもしれまん。

また読後感などをお知らせしたいと思います。

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コメント一覧

#675 No title
「広島へ」の続きも 面白かったです。フラダンスの級にも お金がかかるとは、、審査員がいて 会場を借りたりする場合は ただってわけにはいかないでしょうが、日本のお稽古ごとは ちょっと いきすぎだと思います。華道、茶道のお免状などを取得するまでに 統計すると かなりな金額です。
93歳の画家のかた、マイペースで ストレスないんでしょうね、、だから 長生きなんですよね。芸術家のような人たちは 組織にはまらないで やっていけるし、個性的な人がおおいですよね。
広島の旅行 娘さんと二人で いいですね。親子というより 兄弟にみられるんじゃないですか。外人からみると 親子にみえないとおもいます。(^^♪
#676 No title
日本人は群れることが本当に好きですね。私が入っているある大きな組織は、海外で大会があると日本人だけのためのバスが来て送り迎えをしてくれる。飛行機まで団体予約です。「群れない、慣れない、頼らない。」よりは、自分でどちらでもコントロールできる方がいいなあ。
#677 No title
「群れない、慣れない、頼らない。」

本当に実践できている人はカッコイイ☆☆

私も群れることはキライですが、慣れる、頼るはめちゃめちゃしますからね~。

何事も大切なのはバランスってことですね。
和・調和、もとても大切なことですものね。
#679 No title
Ilovesapporoさま、
画壇もけっこう派閥があるらしいですヨ。
堀さんは、自分の画風というのを固定してしまわないで常に新しい表現を開拓されていくそうです。
自分自身に挑戦し続ける姿勢、って素晴らしいなあ・・と思います。
#680 Maxさま、
こういう時、私はいつも「中庸の徳」という言葉を思い出しますが、
なるほど、自分でコントロールできれば一番いいですねー

なかなか「組織」からの圧力はコントロールするのは難しいでしょうけど・・・
#681 Kumikoさま、
「頼れる」ひと、ものがいることの幸せも大事だよな~って
私も時々思います。

極端に過ぎると、”及ばざるがごとし”になっちゃいそうだし・・?!
やはりバランスでしょうかねえ~

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