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2011・8・3 「古い」お話

Sophieです。

東京の大学時代にお茶を始めた娘。
福岡に帰って働き始めてからも、こちらでいい先生をご紹介していた
だき、楽しくお稽古を続けているのですが、その娘が「家でもお茶を
点てたいからお茶筅を買って」と甘い声でねだってきました。
(だいたい、働いてるんだから自分で買えよ、という話ですが、つい
つい言うことをきいてやってしまうダメ親・・

茶筅は、100円ショップでも売っているそうですが、ちゃんと使え
るものなのでしょうかね?(一度試してみたいと思っていますが)

商品券が少しあったので、一応デパートでちゃんとしたものを買い求
めました。

「抹茶は、たしか、少し前にお菓子作るために買ったものがうちにあ
ったはず・・とりあえずあれを使えばいいわね」

と、お茶筅だけを買って家に帰りました。

いざいざ、とおもむろに棚から抹茶缶を取り出してみるとーーー

あれ? 全然、「緑色」じゃない。

どちらかというと「グレー」っぽい、すごくヘンな色・・・。

それに香りも全然しないし・・。

すると、娘が「ぎゃ~~!」と声をあげ、

「ママ、これ、賞味期限2004年!!ママの“少し前”っていったい
どんだけ前よ!」

「え~~~っ!!ついこの間って思ってたのに!」

トシとるにつれ、月日の経つのがどんどん早くなっていますが、これ
ほどとは・・・。

息子の結婚式もひと月後に迫ってきましたが、先週、
「披露宴で新郎新婦紹介の時に使うから子どもの時の写真がいるんだ
って」と、その写真を選ぶため、熊本出張のついでに息子が家に帰っ
てきました。

古いアルバムを久しぶりに開きましたが、そうよ、あの子が生まれた
のだって「ついこの間」のことのようなのだから、2004年が「少
し前」と言ったっておかしくはない?!
ーーー(いや、充分おかしいですけど)

それにしても時の流れの早いこと早いこと。

明治どころか、「昭和は遠くなりにけり」です。

友人のKちゃんの話によると、お嬢さんのルミちゃんは娘と同じ歳な
のですが、昭和のことを私達が明治を語るように話すのだそうです。

たとえば、私達が若い頃、頑固でわからずやの人を称して「明治の男
みたい」と言っていたように、

「あの子、考え方が古くって昭和の人みたい」

「OOちゃん、かわいいんだけど、服のセンスがいまいちダサイのよ
ね・・昭和っぽいというか・・」

「OOちゃんち、すごく古いおうちで、昭和って感じだった」

などと言うそうなのです。

彼女達のイメージの中で、私ら昭和世代ってどんだけ古いと思われて
るのだろうか・・・?!

(言っとくけど、あなた達はたしか昭和の最後の生まれのはず。立派
な昭和世代よ)

しかし、明治に関しては私の中では「頑固」「偏屈」「封建的」とい
うよりは、むしろ「一本スジが通っている」「凛としている」「忍耐
強い」
という肯定的なイメージの方が強くあります。

NHKの朝のテレビ「おひさま」に出て来る渡辺美佐子演ずる桐野
富士子(主人公の”おばあさま”)なんて、典型的な私の中の「明治の
人」です。
  ↓
おばあさま(おひさま)


夫を亡くした後、しばらく孫娘である陽子(井上真央)たちと暮らし
ていたけれど東京へ戻ることにした”おばあさま”が、「東京に帰って
も一人でおさみしいでしょう。このままここで暮らされたら?」と、
皆に引き止められた時に答えて言ったセリフにはグッときてしまい
ました。

「人間は我慢したり、無理したりすることも大事なのです。そうしな
いと”シャン”としなくなりますからね。私は”シャン”とした人間であ
りたいのです」


なんて”カッコいい”んでしょう!!

いまの平成世代に、昭和世代もこういうふうに”カッコいい”と思わ
れたら嬉しいのですが・・・・少なくとも私は無理そうです・・・。

抹茶の話に戻りましてーー

娘にあきれられながら、一緒に近くのスーパーへ抹茶を買いに行きま
した。

お~、やはり開けたての抹茶は鮮やかな色

缶底に記載された賞味期限は、今年の12月ーー缶の横には
「お茶は鮮度が大切ですから早めにお飲みください」の文字が・・。

いま、毎朝娘がお茶をたてて供してくれているので、今回はグレー
変色することなく、12月までには間違いなく消費するであろうと
確信している私です。




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コメント一覧

#564 No title
毎朝お抹茶を立ててくれるなんて一日の始まりがゆったりとしていてとてもいい習慣になりそうですね!

私もかつてお茶のお稽古をしておりましたが、
いまや袱紗のたたみ方すら思い出せません・・・
お手前なんてとてもとても・・・
#565 Kumikoさん、
朝の一服のお茶はいいもんですね。

私も同じく。
学生時代ちょっと習ってたのですが、いまや袱紗もたためません。
今は、正座するのにヒザがもうダメ。

そんなこともあって
娘がお茶のお稽古が好き、ということがとても嬉しい私です。
#566
面白かったです。2004年賞味期限はやはり時間が経ちすぎです。昭和はいつのまにか遠い過去になってしまったのですね。
#567 マックス、ありがとうございます!
ほんとに「この前」買った感覚だったんですよ、
7年もたってたなんてビーックリ!!!でした。

若い子たちにとっては昭和はもう同時代感覚ではなく、
すでに「歴史」となっているのかも?

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