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2011・6・29 Nosy Parker

ついに主人が自力再生を諦め、家のPC(デスクトップ)が修理に出さ
れてしまったSophieです。

修理に10日間ほどかかるそうで、この編集後記は娘のラップトップを
借りて書いています。

私はそれほどPCを使っている方ではないと思っていたのですが、い
ざ家になくなってしまうとなんとなく心もとなく落ち着かず、「すご
く不便だ!」と感じている自分にびっくりしましたーーーけっこう依
存症だったのかもしれません?!

さて、そのPCを修理に出す前日の金曜日の夜。

金曜日は、我が家のリビングテーブルで浪人生や大学生が集まって、
てんでに勉強をする日になっています。

図書館代わり、という感じでしょうか。

私も彼らを手伝って、一緒に英作文や長文問題をするので、それが自
分の勉強にもなっています。

そのなかで、TOEICの問題集をやっていた大学2年の女の子が、

「センセ、Nosy Parkerって知ってる?」と聞いてきました。

なんでも、適語を選ぶ4択問題の選択肢のひとつとして出てきたそう。

聞いたこともなかった私。でもこれ、瀕死のPCで検索するまでもなく、
辞書にのっている単語でした・・。

an overly inquisitive person'「詮索好きな人、おせっかい焼き」
という意味だそうです。

へ~~。

でも、語源まではのっていなかったので、歴史上か物語上誰かそうい
う詮索好きな世話焼きオバサンでもいたのか?と不思議に思い、瀕死
のPCに最後の一働きをしてもらうことにして、調べてみました。

でも、はっきりと「コレ!」という明確な由来はわかっていないみた
いです。

15世紀のカソリックの大司教の故事に由来するという説もあるよう
ですが、Nosy Parkerという言葉が最初に活字で出てきたのが
1907年だそうで、15世紀とあまりに時代の開きがありすぎるた
め、この説はいまひとついただけない、ということになっているそう
です。

一番有力な説は、「1851年にロンドンのHyde Parkで開催された
大博覧会のとき、非常に多くの人々が国内外から見物に訪れ、ホテル
に泊まれない人たちがたくさんHyde Parkに寝泊まりをしていた。
彼らの動向(たぶんhaving sex)を、Parker(公園の手入れをする
人々)が覗き見をしていたことから」というものらしい。

Oxfordには、"from the postcard caption 'The Adventures of
Nosey Parker', referring to a peeping Tom in Hyde Park."

というoriginについての説明がありました。

おもしろいと思ったのが、1960年代のTV show、"Thunderbirds"
に出てくる、Lady Penelope の執事兼運転手の名前として使われた、
ということ!

("Thunderbirds" なつかし~!まだテレビが白黒だった子どもの頃、
楽しみにかぶりつきで見ていましたっけ)

そういえば、いました、いました、鼻の大きなパーカーという執事。
     ↓
Nosy Parker

「かしこまりました、お嬢様」というのが彼の決まり文句ではなかっ
たかしら?

Penelopeお嬢様とParkerは実は国際諜報部員で、そういうスパイ
活動をするところと大きな鼻という特徴から、Nos(e)y Parker と
名付けられたようです。

本名?!は、Aloysius Parkerというそうで、'cat burglar'
'safecracker' の罪で服役していたところをその腕を見込まれて
Penelopeお嬢様に雇われたreformed criminal なんですって。

ここでまた、「'safecracker' は金庫やぶりと推察できるけど、ん?
'cat burglar' って何?」ーーということで調べますと、

cat burglar--a thief who enters a building by climbing to an
upper story (屋根を伝ったりして上階の窓や天窓から建物に忍び込
む夜盗)
なんだそうです。

へ~~、知らなかった。

こちら、You Tubeで見つけた本物の?cat burglar。カワイイ♪
   ↓



また、イギリスでは、iPhone に'Nosey Parker' というアプリがあ
るそうです。これはドライバーが一番近くて安くて安全なcar park
を見つけるためのもの、だそう。

へ~~。

いや~、TOEICに出てきたひとつの単語から、いろいろおもしろい
発見がありました。

そのあと、たまたまちょっと見たテレビ番組で、ある実験をしていま
した。

どこか外国の都市で(ニューヨークだったかな?)実験のため男性が
わざと倒れているふりをしていたのですが、通りがかる人はたくさん
いるのに何分たっても誰も声もかけないし、助け起こそうともしない
のです。

男性が女性にかわっても同じでしたが、女性の場合は20分たってや
っと一人が声をかけました。

これは心理学で「傍観者効果」というものだそうで、人が多くいると
かえって「誰かがやってくれるだろう」という心理が働いてしまうの
だそうです。

最近若い人がなかなか結婚できないのも、「こういう人がおるで」と
紹介してくれる近所の世話焼きオバサンがいなくなったせいだ!とい
う人もいます。

震災後、人と人とのつながりが見直されているいま、私たちはいい意
味でもっと、おせっかいなNosy Parkerになる必要があるのかもしれ
ません。

原発はどうなってるのか? 政府の言ってることはホントなのか? 
日本の将来を託せる政治家は誰なのか?

もっともっと inquisitive Nosy Parker であらねばならぬなあ・・・
と思う私です。




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コメント一覧

#536
Nosy Parkerの起源を調べるなんて凄いです。受験勉強を楽しみ金曜日に集まる生徒たちも凄いです。
#537 マックスさま、
ありがとうございます。
単なる好奇心でしたが
知らないことを新しく知るっていうのは
やはりおもしろいことですねー
(TOEIC単語としては常識だったのかもしれませんが)
浪人生との勉強もとても勉強になります。

#538 No title
ここまで深くひとつの単語を追求すると、体に染み付いて忘れにくいですよね。

と言いつつ、忘れていくのですが・・・

図書館代わりになるSophieさんの家に私もお邪魔したいです♪
#539 Kumikoさま、
そのときは「ほ~~」と思っても
私も悲しいかな、
忘れることの方が多いです・・・

ぜひ遊びに来てくださーい!
かわいいロッキーちゃんも熱烈歓迎いたします!

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