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2011・5・18 山下清から結婚の条件まで

先週からの風邪を引きずり、いまだに喉の痛みに鼻ぐしゅぐしゅ、咳
が続いているSophieです。

寝ているほどでもないので、動き回って結局治りを遅くしているので
しょうが・・。

15日日曜日は、アジア美術館で開催されている「山下清展」が最終
日だというので、体調イマイチながらも出かけていきました。
  ↓
img_398610_9292063_0.jpeg
(代表作だという長岡の花火)
山下清
(これも貼絵)
img_379758_8079151_3.jpeg
(フェルトペンで描いたエッフェル塔。描き直しができないフェルト
ペンでも、最初からいっさい迷いのないタッチで、自分の描くものが
最初から完全に頭の中に出来上がっていたそう)


山下清については、私は「裸の大将」のイメージぐらいしかなかった
のですが、あれはかなり脚色されたもので、実際には放浪中に絵を描
いたりデッサンをしていたわけではないそうです。

彼は驚異的な映像記憶力の持ち主で、旅先で見た景色を正確に覚えて
おり、家や学園に戻ってからその記憶通りにデザインをおこし、作品
(貼り絵)を仕上げていったそうです。

子供の頃の重い消化不良が原因で軽い言語障害と知的障害が残り、小
学校でいじめにあった山下清は、八幡学園という施設に入園してから
そこの教育の一環であった貼り絵に出会い、才能を開花させます。

貼り絵の作品というのは、遠くから見ると普通の絵画のようですが実
物を間近に見て初めて、その細かさに圧倒されました。

「うーん、これはまさしく天才のなせるわざだわ」と思うと、一体”障
害”と呼ばれるものって何だろう、と思ってしまいました。
(このごろは”害”ではないからと”障がい”と書くそうですが)

最終日とあって、来場者もとても多く、まわりの人たちも「すごいね
~」「この根気、気が遠くなるよね~」「ほら、この色使いとか見て
ごらんよ」「へー、この栗、切手を使ってあるんだってよ」などなど、
それぞれ連れと感想を言い合っています。

私の連れは(ヒマそうにしていたので「一緒に行く?」と声をかけた
らついて来たわが夫)ーーといえば、とうに姿が見えない。

彼は「並ぶ」「待つ」という行為が大嫌いなので、ゆっくり鑑賞者の
列に加わりながら進むというのがまどろっこしいらしく、みんなの後
方からちゃっちゃっ、と見ただけでどんどん先に行くので、自然私は
遅れていきます。

「すごいね~!」と互いに感動を分かち合うこともなく、(いつもど
おりに?!)アナタはアナタ、ワタシはワタシ、のマイペースで勝手
に見ていき、私が最後まで見終わった頃には会場にすでに彼の姿は
なし。

一緒に来た意味なし。

昔は手をつないで見たこともあっただろうに・・・そんなもん記憶の
はるか彼方で思い出すこともできやしない。

お友達のお嬢さんのMちゃんが25、6のお年頃となりまわりからも
結婚をすすめられるようになって、結婚を申し込んでくれるお相手も
いるようなのですが、当の本人は、「全然ときめかない。こんなんで
結婚決めていいのかと思う」のだそうです。

すると、母親を始めまわりのオトナたちが全員、口をそろえて、
「結婚にときめきは必要ナイ!」
とキッパリ!断言するので、ますます結婚に夢がなくなっているとか。

「恋は3年で冷める」と言うし、まあときめきは必要なくとも、どこ
かひとつ尊敬できるところがあれば、結婚って続いていくのではない
かなあ?と私は思っているのですが・・。

でもやはり「ときめきは欲しい」というMちゃん。

翌日の英語クラスで高2の子と教科書の中でidiomについて書かれた
章を読んでいたら、「あー、これこれ、これ大事かも!」と思った
idiomがありました。
  ↓
The buck stops here (with me).

buckは雄のシカ。ドルの意味もありますが、「責任」という意味に
も使われます。

アメリカ西部で昔、ポーカーをやるときにbuckhorn knife(鹿の角
の柄が付いたナイフ)を次の親(dealer)の前に置き印(marker)とし
たことに由来するそうです。

The buck stops here. (責任は私がここでとる)

これは、米国Truman大統領の座右の銘だったそうです。

やっぱりオトコはこうじゃなくっちゃ!
(女が何も責任とらなくていいというわけではアリマセンが)

今の日本は 一国のリーダー達が pass the buck to others で、誰も
責任をとる人がいないのが問題なような気がします。

自分の持ち場で きっちり "The buck stops here!" と言える男性
だったら、きっとMちゃんもときめくのではないかなあ~~?

そして一生尊敬していけるのではないかしらん?

ちなみに私は「自分に出来ないこと」がやれる人は皆尊敬してしまう
ので、主人が「早起きが出来る」ということだけでもう充分尊敬して
オリマス、はい。


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コメント一覧

#502 No title
花火見事です。そして、桜は、写真かと思うほどリアルですね。貼絵なんですね。
極端に五感特に視覚が発達していたのですね。すごいです。
#503 No title
山下清が著名な画家だとは知っていましたが、実際に絵をみたことがなく、この3枚を見たことでとっても絵を見たくなりました!

未婚者として一言!
「尊敬する人にはときめきを感じます♪」
#504 マックスさま、
見たものをそのまま記憶できるというのは特殊才能ですよね!
またあの丹念な根気強さといい、色彩感覚の豊かさといいまさに天才ですねえ。
ほんと、すごいと思いました。
#505 Kumikoさま、
やっぱり!
そうですよね、尊敬できる人にはときめくのですね^^♪

山下清の貼絵はぜひ間近で実物を見られてくださいませ、
ひええ~~~っ!!の世界です。
#506 No title
絵は勿論、タイトルから驚いてしまいました(^^;
障害は、昔は「障碍」でした。
融通無碍(ゆうずうむげ)の碍で、やはり遮るもの。
常用漢字でないため「害」で代用したというわけ。

ときめき不要かぁ・・・確かにときめいていたら毎日が疲れちゃうかも(汗)
#507 No title
Terryさま、
あはは、話題がどんどん発展してスミマセン!

障害のもともとの意味、
また貴重な知識を得ることができました、
ありがとうございます!
全然知らなんだ~

この前ホンマでっかTVでやってたけど
ときめきは認知症予防にもいいそうですよ♪
#508 No title
Sophieさんと同様、山下清=裸の大将 
どんな絵を描くのかもまったく知りませんでした。
貼り絵だったのですね。
花火もすごいし、桜の貼り絵、パリの風景 写真でもすごいので 実際に目でみたSophieさんは感動したでしょう。風景を頭に焼き付けて 描いてたんですか、、天才ですね。
画家には 天才がすごく多いと思います。
先日 ドラマですが 「棟方しこう」版画家の生涯を描いたものですが
一心なんですよね。
不思議と奥さん、子供がいるのですが、、奥さんは並大抵の我慢じゃやっていけないと思います。

山下清のエッフェルタワーは その場でスケッチしたんだろうか、、それとも あの細かい線までも 記憶していたんだろうか、、って 考えちゃいました。
どうもありがとうございました。

#509 Maple Leaf さま
棟方志功もまた天才であったと思います!
「自分に出来ないことをやれる人を尊敬する」私の、その最たるものが芸術家、なんです(音楽家を含む)
あの創造力は天からくるものに違いない・・・

ところで、明日(日本時間5月23日の午後3時)に、Yukoさんとお目にかかることになりましたよ!楽しみにしているところです。

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