スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2011・4・20 Passionの話

17日の日曜日、ESSの山男SさんがまたEnglish Hiking(英語しか
しゃべっちゃいけないHiking)を企画されたので、前回の宝満山で
途中リタイアしたことも忘れ、性懲りもなく出かけていったヘタレな
山ガール、Sophieです。

今回は福岡市街から一番近い山、油山(標高597m)。

「今回は楽だよ、小学生でも登れるし」

との言葉に正直、タカをくくっておりました。

ーーーが、忘れていました、小学生の方がずっとずっと元気で健脚だ
ということを・・・。

私は平地ならどこまでも歩くのですが、上り坂、特に階段状になって
いると、太腿を引き上げる筋肉というものがないのか20段ほどでも
う足全体が痛くなり、息はあがり、ハアハアゼェゼェ。
°°┏(;;; ̄Q ̄)┛°°・

「もうダメ、もう限界、もう無理」と何度つぶやいたことか。

それでも、一緒に登ったESSの皆さまに励まされながら、約1時間か
けてなんとか今回は山頂まで到達。

証拠写真
 ↓
油山山頂


帰りは下りだからラクチン♪と思ったのも束の間、下りはより膝に負
荷がかかり、登山口まで降りてきた頃には俗に言う「膝が笑ってる」
状態・・・今も両膝に湿布貼ってマス。・゚゚・(>_<;)イタイ

今度の日曜日(24日)はキリスト教ではEaster(復活祭)

Easterは、春分の日の最初の満月の次の日曜日に行われますが、その
前の1週間を聖週間または受難週と言い、キリストのあがないのため
の苦しみと死を思い祈る期間となっています。

ゼイゼイと坂を登りながら、「ゴルゴダの丘を十字架かついで登った
イエスもかくや・・」と思ったのですが・・。
(イヤ、全然違うって!)

エルサレム入城に始まり、十字架上の死によって終わるキリストの受
難の経緯はメル・ギブソン監督の映画 「パッション」 にくわしく描
かれていますが、この"Passion"が日本語で「受難」という訳になり
ます。

学校で習った時は、「情熱」とか「熱情」という訳しか知らなかった
ので、どうして passionが「受難」になるのだろうと思っていたので
すが、最近、語源がラテン語の pati (suffer 苦しむ) で、その変化形
passus が英語の passionになった、ということを知り、「なるほど
ねえ」と思ったことでした。

たしかに passionateーーあまりに「夢中」に「熱烈」に人を恋しす
ぎると苦しいものねえ・・。

苦しみは「受ける」もの、だから受動は passivity で、受動態は
passive voice。(反対は activity に active voice)

苦しみに耐えるのが patient (忍耐強い)、patience (忍耐)、
patient (患者)。

compassion(思いやり、あわれみ)は、苦しみを共にする心。

passion fruit という果物はトケイソウの果実で、
トケイソウが passion flower
(花の構造が受難の十字架に似ているので、キリストの受難の象徴の
花となっています)

ラテン語のpati (苦しむ)はギリシャ語では pathos(パトス)。

pathetic (哀れな、痛ましい)、sympathy(同じ気持ちで苦しむ、
同情)、apathy (無感動、無関心)、empathy (感情移入)など
の英語になりました。

父の専門だった病理学 pathology も pathosから来ていて、「病人
の苦しみのもとを知る学問だから」だそうです。

(こういう語源については、山並陞一著・文春新書「語源でわかった
!英単語記憶術」
にくわしく、この本、超おもしろい!!私のオスス
メ本です。)

キリストの受難 Passion は、死と絶望で終わらず、復活 Easter
そして聖霊降臨 Pentecost へと続いていきます。

東北の受難も必ず復興に、そして 世界中から compassionate,
sympathetic, passionate なエネルギーを得て、新たな価値観を作
り出しpassion(情熱)を持って日本全体の復活へとつながっていく
にちがいない!ーーと、このEasterの週に特に思った私でしたーー。


J.S.バッハ 「マタイ受難曲」
スポンサーサイト

トラックバック一覧

コメント一覧

#472 No title
油山の証拠写真見ました。応援されて登れてよかったですね。私もきっとそんな感じでしょう。
今日の語源の話面白いです。シェアありがとうございます。
#473 No title
こんな風に語原とからみつけて覚えようとするとたくさんに効率よく単語が覚えられますね。

passionにしてもpathologyにしてもなるほど~!

その本買いに行きます!!
#474 マックスさま、
今日は膝痛もだいぶよくなり、思ったよりも回復早いじゃん、と
ヘンに自信を持っております?!
次回は十坊山というところに行く予定だそうです。
油山よりちょっときつめ、ということですから
私が耐えられるかどうか・・・・
#475 Kumikoさま、
だいぶ前に買った本なのですが、何度読み直しても
おもしろいです!
(っていうか、私がすぐ忘れるから、何度読んでも新鮮なのですが・・・)

のっけから、haveの語源に目からウロコ~~~~!ですよ。
オススメしまーす。
#476 No title
ちょうど語源の本を探していたところです。

シェアありがとうございます。
#477 キャベツから
その本6年前から私の手元にあります^^
キャベツから始まる・・・
#478 川村さま、
こんにちは、^^
お役にたてたなら嬉しいです♪
#479 Terryさま、
そうそう、何年か前にTerryさんにこの本のこと話したときに
もう読んだ、と言われて、さすが~~っ!て思った記憶がありますよ。
私は、kap→頭をつかむ→capture で、もうすっかりこの先生のファンになってしまったの~~

patiはうしろの方にあるので、すっかり忘れてた^ ^

またあらためて読み返してみています。
やっぱり超おもしろい!!

#480 語源オンライン
ちなみに便利なものとして、”ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY”というのがあります。↓
http://www.etymonline.com/index.php
#481 ありがとう!
Terryさま、
こういうの、捜していたんです、
ありがとうございます!!

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。