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モノの言い方

「ものの言い方大全」という本が売れているらしい(手にとったこと
ないので中身はよく知りませんが)。

たぶん、結果同じことを言ってるのだけど、モノは言いよう、どんな
言葉を使うかによって相手に与える印象や心証が違いますよーーとい
うことなのだろうと思います。

子育てや人間関係などでよく言われることにも、「短所は長所に置き
換えてみましょう」なんてものがありますよね。

のろま、グズ→慎重、仕事が丁寧
おしゃべり→場を賑やかにする
暗い→もの静か
などなど。

先日、お嫁さんが女医さんなのでよくお孫さんを預かっているという
60代の方が、ご自分は、息子さんが小さい頃すごく忙しかったので
手の込んだお弁当を作ってあげられなかったことをちょっと後悔して
らして、せめて?!ゆとりの出来たいま、孫にはリキ入れてお弁当を
作ってあげたいものだと思い、お嫁さんに
「忙しいときは私がお弁当作ってあげるから言ってね」
と申し出たところ、
「大丈夫です、私、お弁当作るの好きですから」
と一言のもとに却下?されたという話をされました。

昔は私も「嫁」の立場で嫁サイドで考えてしまったであろうこのエピ
ソードを、自分も孫が出来た今、完全に「姑」の立場に立ってしまい
ました。

ハッキリパッキリした賢い方なのであろうこのお嫁さん、同じ「けっこ
うです、出来ますから」と伝えるとしても、たとえば、「まあ〜、嬉し
い!今のところは大丈夫ですけれど、そう言っていただけると心強いで
す。何かのときはお願いします!」と言ったとしたらどうだったでしょう。

お姑さんは、悲しくもがっかりもされなかったのではないかと思います。

あらっ!私も年の功?
こういう、相手の立場を思いやることが出来る言葉遣いが出来るように
やっとなったじゃん?

ーーなんて、いい気になったらすぐ足下をすくわれます。

最近、お見合いのお世話をすることがあり、相手の方のお名前を電話で
先方の仲人さんに伝える必要がありました。

お名前を「並川」さんということにしましょう。
その「並」を伝えるのに、「特上と並の”並”ね」と言った私ーーー復唱
された電話の向こうの仲人さん、
「はい、並行の”並”の字ですね」と言い換えられました・・・。

そうよねえ、人に「特上と並の”並”」は失礼よねえ・・・。

う〜ん、やっぱり買おうかな、「ものの言い方大全」。






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