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2010・9・29 ケニアからの手紙

天高くSophie肥ゆる秋ーーー何を食べてもおいしいこのごろです。

先日も、いちじくを食べながらテレビのチャンネルをかえていたら、
たまたま、サンデル教授が東大の安田講堂で行った「ハーバード白熱
授業」が放送されていました。

最近話題のこの教授、私はこの時初めてお顔を見たのですが、さすが
哲学者の風貌をしてらっしゃるなあ~、と思いました。

ハーバード大学でマイケル・サンデル教授の「JUSTICE(正義)の授
業」は最も人気のある授業だそうです。

難問を投げかけて、ひとりひとり学生の名乗らせてから意見を聞き、
質問を投げかけながら他の意見との議論を闘わせ深めていく手法は、
自分もそこに参加しているような気持ちになり、ぐいぐい引き込まれ
てしまいました。

その日は、「イチローの年棒は日本の教師平均所得の400倍、オバ
マ大統領の42倍。これは公正か」「莫大な寄付が見込める金持ちの
の子弟だったら、数点足りなくても大学側は彼を入学させてもよいか」
「殺人を犯した弟を通報しないのはLoyaltyと言えるか」「戦争責任
は世代を越えて謝罪されなければならないのか」ーーーなどが問題と
なっていました。

「正義」の考え方は人それぞれにあり、これが「正解」というものは
ないのかもしれませんが、議論をすすめていきながら、異なる意見を
受け入れはしなくとも理解しようと努めることは出来るのではないか
と思わされました。

イチローの問題の時に、富の再分配という点に関して、金持ちは貧し
い人を助ける義務を負うか、という議論にもなりました。

私自身は全然charitableな人間ではありません。(24時間テレビに
寄付したこともありませんし、赤い羽根募金だってしぶしぶ出すよう
なセコいやつです)

そんな私が、ひょんなことから、以前編集後記にも書いたように、前
任者のTさんが活動しているNGOを通じて、ケニアの女の子の里親
になってしまったのですから自分でも驚きです。
         ↓
http://pucca72.blog11.fc2.com/blog-entry-66.html

http://pucca72.blog11.fc2.com/blog-entry-67.html

そして今週始め、その子から写真と手紙が届きました。

鳥と魚の絵柄の「KENYA」と入った切手を見ながら、

「おお~~~、ケニアからはるばる来たのだな~!」

と、その手紙の旅してきた距離にしばし圧倒されました。

写真の中の彼女ーーIrene Atienoちゃんは、髪が短く瞳のきれいな、
理知的な雰囲気の美しい少女でした。

ちょっと長くなりますが、以下彼女からの手紙です
  ↓
Dear Ms. Sophie

I am very grateful for your sponsorship.
I am a girl of fourteen years.

I am very happy for you have joined hand in paying my school
fees.
I promise you that I will continue working hard to get better
results.

I would like to be a doctor because I believe that I can make it
through you.

I feel that my life is on the safest side and I know I will live a
better life and help other students having the same problem.
May you continue with the same spirit.

I promise never to let you down.
I will continue performing well and give you something good.

After that I will be very glad if you continue joining hands in
paying my university fee as I look forward to going upto the
university level.

I also know that my life in school will be very good because no
more running up with teachers looking for school fees.

May the Almighty God bless you and give you more as you
have made me bright!
God bless you abundantly.

この手紙を読んで、なぜか胸がいっぱいになって涙が出てきました。

「富の再分配」というほど大げさなものではなく、ちょっとした「出
逢い」から始まったことでしたが、私が確実にこの少女の人生に役立
ち、彼女の夢の手助けをしているという事実は、思いのほか大きく私
の心に喜びをもたらしてくれたのでした。

マックスも常々「夢を応援できることは最高に幸せ」と言っています
が、その気持ちがわかるような気がします。

なにも立派な大きなことは成し得ない私の人生でしょうが、神様の前
に立ったときに「ひとつだけ良いことをした」と言えるかもしれない
なあ~なんて思ったのでした。(・・・・あ、いかんいかん!またこ
れで天国入ってモトとろうなどという下心が・・・・

それにしても、14歳の少女が書いたこの英語の手紙の見事なこと!

サンデル教授の東大での「正義の授業」でも、学生たちが堂々と自分
の意見を英語で述べているのを見て、感心したことでしたが・・。

サンデル教授は日本での公開授業の前に、「日本人はシャイで自分の
意見を人前では言わないからうまくいかないよ」と友人から助言され
たそうなのですが、どうしてどうして、皆、素晴らしいもので、「日
本の若者、すごいぞ」と見直してしまいました。

このような日本の若者達と、Ireneちゃんのような必死に学び人生を
切り開いていこうとしている子供達とーーー。

彼らが将来(世界に困難な問題はたくさん起こるだろうけれど)自分
の主張をしつつも相手の言うことにも耳を傾け合って解決していって、
きっとこの地球に平和と調和を築いてくれる・・・そんな希望を見る
ことができた嬉しい一日でした。


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2010・9・22 阿蘇にゆく

連休の最後の夜7時過ぎてから急に思い立って、散歩がてらユナイテ
ッドシネマに映画を見に行ったSophieです。

着いてみたら、全然人が並んでない・・ヘンだな~、8時からのはず
なのに・・。

「何の映画にされますか?」とチケット売り場のオネエサンの声に促
され、

「あ、あの、<泣いて笑って恋をして>って、ここでやってますか?」

「・・・・・<食べて、祈って、恋をして>ですね・・・。もう6時
45分から始まっています。次の上映は9時半からですね。」

ええーーーっどこでどう時間を間違えた?!しかも題名まで言い間
違えた!!(オネエサンのとなりのオニイサン、こらえきれずにププ
プッ・・と笑う)

9時半まで待つ気にはなれず、恥をかいただけで、またとんぼ返りで
すごすごと帰った私でしたが、ま、いっか、1時間のウォーキングを
したと思えば・・・。

私はかように、急に思い立って、考えるより先に計画もなしに行動に
移してしまうところがあるのですが、先週も、急に思い立って、阿蘇
に行って来ました。

マイミクさんから「犬と一緒に泊まれる宿があるよ」ということを聞
き、娘が「行きた~~い!」というので、「そうだ、母も一緒に行け
ば、父のいない寂しさを少し紛らせて気晴らしになるかも!」と親孝
行を口実に、宿だけ予約してあとは一切無計画で出かけたのでした。
(女3代プラス愛犬ロッキー、一番楽しいパターンではありませんか)

ちょうど阿蘇に行くと決めた日、英語クラスに来ていた中3の男の子
が家族でよく阿蘇に出かけるそうで、

「阿蘇って、星がむちゃくちゃきれいなんですよ。ヤバイっすよ、ぎ
っしり星でうまって空が見えないくらい」

なんて言うものだから、いやがうえにも期待が高まります。

行きは熊本ICからおりて、57号線をひた走ります。

「地図を読まずに道路標識と看板だけ見る女」の私は、あ、おもしろ
そう!と思った看板を頼りにあちこち寄る所を決めます。

1日目。ランチはちょうど目についたドッグカフェで→「道の駅」で
は「阿蘇ものがたり」という美味しいと評判のケチャップをお土産用
に大量購入→「猿回し劇場」も、平日でお客も少なくゆっくりと観賞
→阿蘇ファームランドで遊んで、御宿へ。

御宿は、犬OKだけあってスタッフの皆さんも扱いに慣れていてとて
も優しくしてくださいました。

広いドッグラン、犬用の温泉、屋内遊び場完備、食事の時も同じテー
ブルで一緒に椅子に坐って食べることが出来ます。

一棟一棟はなれ家形式、内風呂温泉のお宿なので、まわりを気にせず
くつろげました。

2日目は「天才!志村どうぶつ園」で有名なパン君ジェームズがいる
「カドリードミニオン」という動物王国でショーを見たあと→草千里
→中岳→大観峰とまわり、日田経由、大分自動車道で帰るーーという
ルートをとりました。

久しぶりに訪れた阿蘇は雄大で美しく、やはり日本が世界に誇る観光
地のひとつだなあ~と思いました。

30万年前の火砕流から始まったという、外輪山に囲まれたカルデラ
のスケールの大きさに、阿蘇が初めてという娘は「”地球の歴史”って
感じだね!」と感激していました。

大きな大きな自然の中に身をおくと、「人間ってちっぽけだな、悠久
の時の中のほんの一瞬を生きてるんだな」と思い、少々の悩みなら
「なんてことナイじゃん!」と思えてきます。

ところで、今回私達が一番興奮したのは、御宿の敷地内で思いがけず
「栗拾い」が出来たことでした。

山一帯が宿の敷地なので散歩自体が森林浴だったのですが、「展望台」
と矢印が書かれた方へ歩いて行ってたら、なんと、道すがらに何本も
の栗の木があり毬栗がたっくさん落ちていたのです。

「きゃ~~っ、栗よ、栗!」

実際に栗拾いなんてするのは初めての私と娘は「痛ッ、イタっ」と指
をイガにさしながら悪戦苦闘。

母が「こうすればいいのよ」と、靴で踏みつけ、器用に中身を出すの
を見ながら、だんだんと熟練?!していき、3人でキャーキャー言い
ながら拾いまくり、母が持っていたエコバッグにたちまち一杯になり
ました。

「これ、お店で買ったら1000円分はあるよね!」

「いや、2000円はいくかも」

などと思わぬ収穫に大満足の私達なのでした。

そして目覚めた翌朝。

朝食に行こうとはなれ家を出たとたん、母が

「あ・・・、星見るの忘れた」

あ・・・。ヾ( ̄0 ̄;ノ

そうでした、この旅の目的のひとつは「空が見えないほどびっしりの
星」を見ることでした・・栗騒ぎですっかり忘れ去ってしまっていま
した・・。

太古よりの地球の歴史そのもののカルデラよりも、悠久の時の向こう
の星々よりも、目の前の地べたの栗に夢中になり1000円分得した
と喜ぶあまりにも世俗的な私達親子3代ーーーー

別の意味で人間のちっぽけさを感じた旅でもありました。(-_-;)

今日(22日)は中秋の名月。

今夜こそは空を見上げて、少し高尚な思いにひたろうと心に誓う私で
す!o( ̄ヘ ̄)o


旗あげ日本一の小次郎(さるまわし劇場)
  ↓
さるまわし劇場

ぼくのビールじゃないよ
  ↓
ロッキーとビール

夢中になった栗拾い
  ↓
栗拾い
栗拾い(ロッキー)

カドリードミニオンでクマと記念撮影。ヌイグルミではありません。
  ↓
クマと記念撮影

水浴びをしてるクマ
  ↓
水浴びをするクマ

草千里
 ↓
草千里

中岳
 ↓
中岳

大観峰より
  ↓
大観峰より
大観峰

2010・9・15 sweet compliment

先週に引き続き、日本語検定受験の準備をしているアメリカ人が作っ
た単語リストのチェックを手伝っているSophieです。

またまた彼のおもしろい例文に行き当たりました。

弁償するーーcompensate, pay off...

「弁償代、きっちり耳そろえて払わんかい!」

Will you pay off the damages in full on the dot?

どこで見つけてくるの、こういう例文・・・??

(でも、コレ言ってやりたいですね、日本振興銀行に!)

2月から3月にかけてうちにホームステイしていたドイツのボン大学
の学生ブルちゃんから、先日メールが届きました。

あの時、ドイツに好きな女の子(日本人)がいて、ホワイトデーに彼
女にプレゼントするのだと言って、日本のおみやげを買って帰ったの
ですが、その彼女に関しては残念ながら"no success"だったそうです。

でも、3週間前からデートしてる新しいgirlfriendが出来た♪という
嬉しいメールでした。(^o ^)/

さっそく、"DESCRIBE HER!" と送ったところ、ブルちゃんからすぐ
返事が来ました。

そのメールを読んで、私は「こんなsweetな褒め言葉をもらえる彼女
はなんて幸せなんでしょう」とうらやましくなってしまいました。

もし、「英語でラブレターを書きたい!」という方がありましたら、
参考になるかと思い、ブルちゃんの許可を得て、shareさせていただ
きます。

"Well, what could I say about her? She is just really cute and
(maybe most importantly) very smart and intelligent, constantly
smiling and laughing, yet at the same time never short of get-
ting cheeky, so she's neither too nice (or shy) for her own
good, nor a truly bad person (of course). In fact, she is a
really, really warm-hearted person, that is strong-minded at
the same time."

"Furthermore she is about a head-size smaller than me and slim,
got a great fashion sense, differentiating her from the usual
German girls. So, yeah, to sum it up, she is caring, sweet,
beautiful, intelligent, determined and simply fun to be around.
Oh, and she also has a somewhat lazy touch to her, just like me,
which makes it all that much better. =D)"

なんだかこれを読んだだけで、ほわほわとした気持ちになってしまい
ました。

日本の男性はどうしてもこういうことは苦手のようですが、言葉は使
うためにあるのだから、もっと遠慮なく口に出して褒めていただきた
いものです。

でも、そんな日本男児にぴったりの、「これ一言でオッケー!」とい
う殺し文句を先日ゲットいたしましたので、それもshare致しますね。

友達から「これ、絶対おもしろいから聞いてみて!」と渡されたCD。

名古屋の南山中・高の校長先生でいらっしゃる西 経一神父様の、長
崎での講演会のものでした。

「ものごとの向こう側にあるものを見る、感じ取ることが出来るのは
人間だけ」というとっても深イイ話を、抱腹絶倒の漫才のような語り
口で聞かせていただき、本当におもしろかったのですが、そのなかで
「私のどこが好き?」と聞かれたときのベストアンサーは何か?とい
うくだりがありました。

「顔が好きと言うたって、その顔は重力とともにたるんでくるんです
よ。スタイルが好きと言うたって、トシとりゃくずれてくるんですよ。
性格もね、トシと共にかわいさはなくなって図太くなってくるんです
よ。頭がいいのが好きと言うたって、トシとってくりゃトンチンカン
になるとです。金持ちだっていってもね、何がおこるかわからんので
すよ。永遠に続くものは何一つないんです。」

「そんな移ろい変わるものが好きだという理由にはならんのです。若
いから好きという人は、若くなくなったら他の若い人をまた好きにな
るんです。顔が好きという人は、きれいじゃなくなったら他のきれい
な人に目がいくとです。」

「じゃあ、何が"あなたが好き"という理由になるのか?何と答えれば
いいのかというと・・・・・」

会場、し~~~~ん・・・・。(固唾をのんで次の言葉を待つ)

「・・・あなただから。」

「あなたがあなただから。この一言でいいんです。あなたがあなただ
という存在は死ぬまで変わらんのです。」


基本的に比較と競争のこの世界において、いま人が一番求めているの
は、条件抜きの「承認」なんだそうです。

その人の存在そのものを喜ぶという以上の承認があるでしょうか。

「君だから」「おまえだから」「OOちゃんだから」

なんでもいいですから、ボソッとつぶやきましょう、この一言を。

ここから「愛」についての深イイお話があるのですが、長くなる
ので、そちらはまた別の機会に・・・。

さて、ブルちゃんのメールに感激し、

"Your description about her is the most wonderful, beautiful
comment that I've ever heard. I wish I would be told such a
nice, sweet compliment from someone!♪"

と書いて送ったら、またまたすぐ返事が来て、なんて優しいブル
ちゃん、(仕方なく?)私のおねだりに答えてくれました。

"You are a wonderful person as well and I am sure that the
people around you know how lucky they are for you being a
part of their life!! :)"

う~~ん、まさに「存在の承認」そのものではないですか。

「うまいぞ、ブルちゃん!」

このsweet complimentに完全にノックアウトされた私なのでした。


ブルちゃんと彼女
ブルちゃんの彼女はChinese。同じボン大学、Asian Science専攻の
学生でドイツに来て4年になるそうです。

2010・9・8 アタマの体操

エアコンをつけようとして、一生懸命テレビのリモコンを押していた
Sophieです・・・・暑さでついにここまで・・・・・?!

いま、日本語検定を受けようとしているアメリカ人に頼まれて、彼が
作った単語リストのチェックをやっているのですが、それが、テレビ
のリモコンでエアコンをつけようとするこのふにゃけた頭にはなかな
かの刺激となっています。

「とりあえず800語ね」

と渡されたリストには、日本語の読みと漢字、英語で書かれた意味と
例文がびっしり

内政干渉(ないせいかんしょう) intervention in domestic affairs
ーーといった具合です。

(しかし、こんな難しいコトバ、いったい彼は何級を受けるのでしょう?)

甲乙丙丁(こうおつへいてい) Class A B C D
ーーなんていうのもありました。

(なんとレトロな日本語! ちなみに中3の生徒さんに
「ねえ、甲乙丙丁って知ってる?」 と聞いてみたら、
「全然聞いたこともない」 と言ってました)

甲乙つけがたい It’s difficult to say which is better.
ーーなどという例文もあり、和文英訳の勉強にもなります。

乙女心(おとめごころ) 
ーーもう死語かもしれません・・・。

漏洩(ろうせつ) a leakage

ーーには、「こりゃ、”ろうえい”だろ」と思ったのですが、辞書をひくと
「”ろうえい”は”ろうせつ”の慣用読み」とあり、へ~~~っ、知らな
かった!ということも多々あります。

こういう、「へ~~っ!」と思うことが脳の刺激となり、少しはシャ
キンとしてくれるのではないかと思っているのですが・・・。

新しい仕事に関して必要に迫られて、このPCオンチの私が少しずつ
基本から教えてもらうことになり、ここでも「へ~~っ!」の連続です。

「Command Cでコピー、Command Vで貼付けが出来るんだよ。左手
でピッ、ピッ、とやればカンタンでしょ」

と言われて「ホ~~ッ」と感激したくらい、何も知らなかった私です。

新しいことへの挑戦、といえば、2ヶ月ぶりに行ったJAZZコーラス
のクラスでも、新しい歌の練習が始まりました。

おなじみの「星に願いを」(When You Wish Upon a Star)
アカペラ版です。

音程とれない私が、アカペラですと!

♭が4つもあるうえに、半音上がったり下がったり・・・。

どのくらい難しい挑戦であるか、本家本元の歌をお聞き下さい。
   ↓
タイムファイヴというアカペラのグループが歌っています。


楽譜は、このタイムファイヴのバージョンとまったく同じだそうです。

今はまだ、♪ルルル~~の前奏部分だけをやったところなのです
が、聴いた人は絶対「同じ曲」だとは思えないでしょう・・・。

この曲がかたちになったら、先生、また発表会をしたい意向のよう
ですが、はてさて一体いつになることやら?!

「前奏部分は歌えるようにしてきてよね!」

との至上命令に、私達メンバー4人は自主練習に励んでオリマス。

こうして、いろんな新しい刺激を与え脳の活性化に努める私ですが、
ある友いわく、

「適度な刺激はいいけどさ~、度を過ぎたストレスはかえって脳に
も悪いんじゃない?」

うーむ、一理ある・・・。

その兼ね合いが難しいとつくづく思うこのごろです。


ケニアの話の続き

9月1日の英語リーディング筋トレ編集後記に書いた、ケニアのT
さんからまた、メールがきました。
私が里親になる話もすすみそうで、支援してもらいたいという女の子
のプロフィールや成績表なども添付してくれました。
ほとんどの科目が1番というとても成績のいい子だそうです。
両親が亡くなって叔父さんの家に引き取られたものの、高校の学費
までは出してもらえないという状況のようです。

また、ケニアでの活動のもうちょっとくわしいことも、知らせて
くださっていますのでご紹介したいと思います。

以下Tさんのメールより。
 ↓
「ケニ アにはいろんな国からのいろんなNGOがあって、もちろん
日本からもいろんなNGOが来て活動しています。

日本のNGOに関しては、みんなNGO&ODA会議というメンバー
に登録していて、その会議が首都ナイロビで2ヶ月に一回開催される
ので、意見交換や現場見学会などを開いて、それぞれ仲良くさせても
らっています。

その中でもここミコノの活動しているノースイースタン州は、
ソマリアに近いということで日本の外務省からは渡航を推薦しない
地域に認定されている為、日本人の公的立場の人は入れないとなって
おり、その中を20年以上活動してきた実績が各日本のNGOの中
でもちょっと敬意を表されている部分があります。

ここノースイースタン州はケニアの中でも最も環境が苛酷な場所の
一つで長い間そこに住む人たちは環境改善を国に訴えるも一番後に
回されるなど虐げられてきた過去があります。

この環境の苛酷さで言えばケニア人ですら、行きたくない場所、
住みたくない場所NO。1なので、「私はガリッサに住んでいるの」
というとケニアの人達は「なんで??どうして?」と質問攻めに
あうのです。

また、過去に何度も飢餓でたくさんの援助団体から救援物資が届いて
いたこともあり、今もなお、国連の難民キャンプを始め、ユニセフ、
レッドクロス、ケアー、アクション、MSF、GTZなど有名な
NGO,救助団体が今もなお活動を続けている場所です。

私がここの団体を支援している(ボランティア)をしている一番
大きな理由というのが、ここの所長夫妻が今までここの救援活動に
携わってきた人達の想いを尊重してくれ、その想いをきちんと形に
して現地の方々に誠意を持って渡してくれているという姿勢にある
のかなと思います。

他にも素晴らしい活動をしているNGOはたくさんあるし、私も
それぞれの活動に敬意を表していますが、ここの所長夫妻には全く
欲というものがなく、ひたすら現地の人達の為になれば・・・という
思いで活動されているので、活動は地味かもしれないけれど地元に
根付いた密着型のNGOなんですね。

それで、普通のNGOは運営費にやっぱりお金がかかってしまう
んですが、その夫妻は運営費はなるべく最小限にし、もちろん給料
なしで活動されているので、お金に困っていることもしばしばなん
ですけれど、そんなときに逆に現地の人達が助けてくれたりして、
そういうことを喜びにされて活動されてます。

普通私利私欲を無くして生きるってそうそうできることではない
です。

だからその二人の姿を見て学ぶことも多いです。今まで日本大使館
の基金や郵便局のボランティア貯金等公的機関からも支援いただき
活動してきましたが、私が注目したいのは、公的機関や大型団体
からの支援のみならず、様々な団体からのご寄付や個人からの委託
を受けて、ここガリッサの地元の人達のニーズに応える活動をして
きているという点です。

たとえば、あるご家族の身内の方が亡くなったのでそのご遺産の
一部を奨学金に・・・とか、お母さんの名前をつけた井戸を掘って
ほしいとか、寄付をいただいた方のご両親の名前のついた学校を建
てることになったり、学校へ教科書や文具の贈呈をさせてもらった
り・・・いろんな方の想いというのがここに息づいているのが素晴
らしいと思います。

お金っていろんな使い道がありますが、こうやって一番望まれる
人々に感謝される使い方って、喜びが何倍にも膨れ上がって素晴ら
しいですよね。

今日もとある大学から連絡があって、今年の学校祭で出た収益金を
使って欲しいとの依頼があり、皆でどう使えば一番価値ある物になる
かと話していたところです。

来月は、この団体がここで活動を始めて20周年になるということで
その記念式典を行うことになっています。関係者を呼ぼう!という
話になりましたが、あまりにも関係した人が多すぎていったいどん
な数に膨れあがるのか逆に心配になってきました。

そんなこんなで毎日すべて起こってくることを喜ぼう。

だめだったらしょうがないという現地風前向き理論でやっている
NGOですので、日本からボランティアでやってくる若者などの
受け入れも寛容です。

所長はケニア人も助けなきゃいけないけど、日本人も助けなきゃ
いけないということで、今までここを巣立って行った若者達も
いろんな形で日本で活躍する人に成長していってくれています。

なかなか文章では説明しづらいですが、興味を持ってくださる方が
一人でもいて下されば光栄です。

連絡先はmikonoint@yahoo.co.jpです。」


以前に、チェルノブイリの事故のあと白血病になったりガンに冒
されたりする子供達のために活動をしている方があって、
そのときに
「日本にも困っているひとや大変なことがたくさんあるでしょう。
そっちを助けるのが先じゃないの?なんで外国のことをやるの?」
と批判されたことがあるそうです。

私がそのとき思ったのは、もちろん日本も自分の国だから大事。

日本の色々な問題に心をくだいて活動している人も
きっとたくさんいると思う。

でも、チェルノブイリのことで何かしたい、力になりたい、と
思う人だっている。

その人その人、心の琴線にふれることが違っているだけで、それ
ぞれに自分がやりたい、助けたい、と強く思ったことに一生懸命
になっているんだから、どちらが優先順位が高いとかどちらが
大事、とかは言えないのではないかな。

私自身はなにか活動、という積極的なことも出来ないし、こうして
Tさんと不思議なご縁で知り合って、彼女の人柄にふれ、生き方に
感銘をうけて、少しでも出来ることなら協力したいな、と思ったの
でした。

ケニアはもちろん、アフリカのことなど何一つ知らないし興味も
なかったのに、これもひとつの「出逢い」かもしれません。
ケニア




2010・9・1 人を育てる

今月から新しい仕事(7月14日付の編集後記に書いた、ひょんなこ
とから採用されることになった、とあるアメリカ企業の秘書のような
もの)が始まったSophieです。
     ↓
http://pucca72.blog11.fc2.com/blog-entry-58.html

7月末に前任者の方から一応の引き継ぎはしたのですが、正直まだわ
からないことだらけで、実際お役にたてているのか I wonder.

今はまだ、メールのやり取りで指示が来ての在宅ワークのような感じ
ですし、本格的に始まっても週2回のことなので、いままでどおり
夕方からの家での英語クラスは続けていくつもりです。

前任者のTさんは7年間この業務をされてきたのですが、Kenyaに行
かれることになったということで急遽、同じ職場で通訳をしていた私
の友人が、私を推薦してくださったのでした。

引き継ぎを2日にわたってしていただきながら、Tさんの細やかな心
配りや有能さ、会社の方からの厚い信頼がすごくよくわかり、最も秘
書には不向きの資質であろう「言われても動かない女」の私は、内心
「しまったああ~~・・・この方のreplaceはこりゃ、私じゃ無理だわ
・・・」と後悔したのでした。

でも、「起こることは必要だから起こる」が信条の私は、これもきっ
と、「その怠惰さを治しなさい」という天の采配かもしれないと、気
を引き締めてガンバルことにしました。

Tさんが何故Kenyaに行かれたかは、その時は知らなかったのですが、
あちらに行かれてからも、仕事でわからないことを色々とメールでお
尋ねしているうちに、そこでやっていらっしゃることもお話してくだ
さるようになりました。

Tさんは、今は亡きお父様も長いこと関わっていらっしゃった、
Kenyaの子供たちの教育を支援するNGOグループ「ミコノ・インタ
ーナショナル」の奨学金プロジェクトのお手伝いを現地でしていらっ
しゃるそうです。

以下、Tさんのメールより。

「もう長いことこちらの生徒達と関わってきましたが、昨日も今日も
卒業生たちとアポをとって面会してきました。

それぞれ看護士や教師などに成長してくれて、地元の方々に多大なる
貢献をしてくれています。

立派なお母さんになった子もいて、子連れで会いに来てくれてほんと
に嬉しいかぎりです。

やはり、人を育ててその地元の人がその地域の為の仕事をしてくれる
というプロジェクトは一番意味を成すプロジェクトだなと、毎回生徒
達が私に会いに来てくれる度に感激します。

いまも毎日のように在校生が私達のオフィスに支援のお願いをしに来
ています。

もし、Sophieさんのまわりでそういったことに関心がある方がおられ
たら、ぜひ里親になってもらえないかと声かけしていただけませんか?

基本的に貧しくて学校に行けない子供達をサポートしているのですが、
高校4年間の支援で、1年間2万円と1年間4万円(全寮制)の生徒
さんがいます。里親さんには年に3回、学生の成績表をお礼状が届き
ます。

もし興味をお持ちでしたら、インターネットで "ミコノ・インターナ
ショナル" と検索してくだされば、この弱小NGOのホームページが
出てくると思います。

すみません、ついつい熱弁をふるってしまいました。」


私は、このTさんのメールを読んで、彼女の底抜けに明るい笑顔の魅
力の秘密がわかったような気がしました。

自分のやってることの意義がしっかりわかっている自信と喜び、貢献
できるものがある幸せ。

それは彼女にとって、快適で便利で安定した日本の生活を後にしてで
もやりたいことだったのですね。

自分の子供は育ち上がった私も、世界に目を向けて、今度はより教育
を必要としている途上国の子供達のために、少しだけ何かをガマンし
てこのプロジェクトに支援をしたい、Tさんの純真な熱意に私も協力
したい!と思ったことでした。


折しも、夏休み。

この春京都大に行ったY君から、「先生、いま帰省しているので、遊
びに行ってもいいですか?」とメールが入りました。

せっかくだから、同じクラスだったみんなにも声かけて近所の居酒屋
で飲む(いやいや、未成年でした、食事ね、食事)ことになりました。

NちゃんとMちゃんはあいにく旅行と合宿で福岡にいなかったので、
K君とトモちゃんと4人で酒盛りーー(いや、食事ね、食事)。
夏休み
       
Y君は幼稚園時代から、他の子も小学校低学年から見て来た子達なの
で、もう感覚的には我が子と同じ。

私は、ほんの少し英語を教えただけで、大部分は子供達が自分の力で
伸びていくのをお手伝いしたにすぎないし、「人を育てる」というよ
りは「私が育てられた」と思う。

ーーーなーんて殊勝に思いながらも、酔った私は「育てた恩義を忘れ
なしゃんな~!」とばかりに、彼らに絡む。

「トモちゃん、結婚して子供できたらまたうちに英語習わせに来てね
~。」

「Y君、有名になったら、”Sophie先生のおかげでした~”ってインタ
ビューで言ってねっ!”あの人に会いたい”系のテレビに出ることがあ
ったら先生を呼んでね~。」

「K君、将来小説書くって言ってたよね、絶対先生のこと書いてよね、
それもすごーく美人のいい役で出してよね。モデル料はいらないから
ね~。」


ーーーーー下心みえみえで、「人を育てる」私って・・・・。


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